「例会報告」愛宕山駅舎跡散策~水尾のゆず風呂と鶏鍋   記T・A

【山行日】 2024年12月8日(日)

【天 候】 晴れのち雨

【参加者】女性4名、男性8名、計12名

【コースタイム】8:35保津峡駅~8:40保津峡登山口~9:55荒神峠~11:20駅舎跡~12:25水尾登山口~12:40直八

【山行報告】週間天気予報でこれまでより寒くはなりそうだなあ、と思ってはいましたが、雨の心配はしていませんでした。ところが、前日の予報を見てあれ?雨がちょっとヤバい?と焦りましたが、この例会は昼頃まで降らなければ、大丈夫と判断し決行。集合時に去年は遊園地跡も散策したが、今年は雨が降ってきてもイヤなので駅舎跡のみ、と確認して出発します。本当に雨が降るのかと思ってしまうぐらいの良い天気の中、せっせとつつじ尾根を登ります。去年はあまり紅葉のイメージが無かったのですが、今年はまだ綺麗なところがありました。今年の紅葉はやっぱり遅かったのでしょうねえ。先頭を歩きをお願いしたKさんに上手くペース配分をしてもらいながら無事に登り切ります。そこで思いがけない再会もあり、さすが沢山の人が登る愛宕山ですね。駅舎跡で集合写真を撮ってもらうのもお願いしました。お元気そうでした。また山をご一緒出来たら良いですね!

さあ、朝に確認した通り、駅舎を見ればさっさとお楽しみの水尾に向けて下山するのみ。水尾別れから下山していくと途中の看板があるところに綺麗なベンチが出来ていました。R6.11月と書いてありました。最近、どなたかが作って下さったようです。この道は一気に行けそうで、やっぱりちょっとしんどいな、と思って休憩したくなるので、ありがたいですね。そしてぱらっと雨も降ってきました。予報通りです。でも、ほぼ下山出来ていたのでカッパを着ることなく行けました。今回女性が4人のみで時間的にも女性が先に行って入浴を済ませられたら良いな、と思い女性4人で少しお先に「直八」さんに到着。先客がいたのでちょっと待ってからゆず風呂へ。熱めのお湯が気持ち良かったです。後はゆっくりとお鍋タイム。写真を撮るのも忘れて食べて飲んでのひと時を過ごしました。衝撃の事実が発覚!?あの何回も愛宕山を登っておられるKさんが今回で初めてつつじ尾根のコースを知ったとのことです。そんなこともあるんですねえ。あっと言う間に時が過ぎ、直八さんの車で保津峡駅に送ってもらいました。運転されていた方が、「今、水尾に住んでいるのは30人ぐらい。60代は若手です。」と話されており、過疎化と高齢化を身近に感じました。

そうそう、やましな山の会さんも同じように水尾例会の案内を出されていました。コースが、集合は八木駅でそこからバスで終点の樒原(しきみがはら)まで行き、愛宕山登り口→愛宕山・水尾との分岐→明神峠→水尾となっていました。このコース、どこなんでしょう?ご存知の方、是非教えて下さーい!!

「例会報告」瓢箪崩山(大原の里)     記M・A

【山行日】 2024年12月1日(日)

【天 候】 晴れ 

【参加者】女性5名、男性2名、計7名

【コースタイム】大原記念病院・登山口(8:30発)~寒谷峠(9:45)~瓢箪崩山(昼食)(10:00~11:00)~三宅八幡(14:00)

【山行報告】ゆっくり雑談ができる速度をテーマに歩きました。花尻橋からは廻り道をしましたが、駐車場の左の階段を利用すればいいです。登山口から舗装道路の坂道を進みます。やがて、水平の山道となり谷道を歩きます。横の川幅が狭くなった所で、谷から離れ尾根を目指します。江文峠からの道と合流します。ややゆるい坂道を登れば寒谷峠です。寒谷峠から尾根に上がる道は岩の上に倒木があり危険な為、もう少し進んだ所から尾根へ。少し下って登れば瓢箪崩山。早い昼食を比叡山を眺めながらいただきました。向きが変わった所で愛宕山も正面に見えました。

小さなアップダウンを繰り返して、両サイドに網のある道に出たら里は近いです。苔むした滑りそうな坂を慎重に下っていると犬の鳴き声が。民家で飼われている2匹の黒いラブラドールの熱烈な歓迎を受けます。赤できれいです。次回は参拝しましょう。

「例会報告」金毘羅クライミング・サラワリ 記M・A

日 時:2024年12月1(日)晴れ

参加者:男性2名、他会1名、計3名

コースタイム:7:30江文神社~ホワイトチムニー~12:30江文神社

【山行報告】今年の目標ホワイトチムニー・サラワリをきれいに完登するという目標は達成できました。今日は12月に入っても快晴で日当たりは暖かく気持ちよく楽しめました。始めたばかりのころは腕がパンパンになることが多かったですが最近はあまり感じません足で登れているからですかね。無理せずやっているのもいいのかも。今日も早くに行ったので昼前にはロープ回収し後から来た岐阜の団体さんにサラワリを譲りました。3人ともきれいに完登し充分に満足でした。。今回で今年の金毘羅は終了です。おととしから初めた例会ですが一度もヒヤリハットもなく続けられ良かったです。慣れてくると動作が緩慢になってきますが絶対に手を抜かない。安全確認は忘れない。サラワリは相当に研究しました。第一核心は「ハイステップ」と「左スメアリング」の2面攻略がある。クライマーによってお好みを選ぶ。

第二核心部はこれも「両手持ち」と「片手縦クラック持ち」がありお好み次第。                                                 私はハイステップ、縦クラック派です。次のステップはリードです。こちらはトップロープとまったく次元の違う領域です。なんせ落ちたら終わりの恐怖心で登る。もうこれ以上やばいことには近づかない方がいいかもです。

「例会報告」 六甲・再度山   記T・A

【山行日】 2024年11月24日(日)

【天 候】 晴れ

【参加者】女性11名、男性5名、計16名

【コースタイム】9:20新神戸駅トレイルステーション神戸~9:40布引雄滝~10:10布引貯水池~10:40市ケ原~11:20大龍寺境内~11:40再度山山頂~12:20再度公園(昼食)12:45出発~14:30諏訪神社

【山行報告】7,8年前?新神戸駅から登った時には無かったのですが、久しぶりに下見に来ると「トレイルステーション神戸」というものが出来ていましたので、ここを集合場所にしました。ちょっとした登山用品が売っていてレンタルも出来るようです。それにしても、天気も良くて紅葉の頃とあってか、多くのハイカーで賑わっています。同じような恰好をしたグループが沢山いるので間違えないようにしないとねー、と言いながら出発。せっかくですので、布引の滝も雌滝、雄滝等一つ一つ見て歩きます。滝と紅葉を期待していたのですが、この辺はほぼ緑でところどころに少し赤いところがある程度でした。まだまだ、早いようです。

再度山の山頂へは大龍寺の境内の奥から行ける道を選びました。弘法大使ゆかりの寺なので御室八十八か所のように並んでいるのを横目に頑張って登ります。最後は少し急登。「あれ?今日の例会ってゆっくりじゃなかったっけ?」という思いが少し頭によぎった頃に到着です。山頂は狭いですが、眺望はあります。私は分からなかったのですが、「二上山が見えているよ。」と教えてもらいました。二上山、行ったことないんですよねえ。いつか行ってみたいです。他の登山者がおられたので集合写真をお願いしてパチリと撮った後は昼食場所の再度公園に向かいます。ここは良い感じに紅葉していました。池をぐるりと一周してのんびり紅葉を楽しんだ後、公園の看板があるところで再び集合写真。

そこへ遅れて一旦キャンセルされていたSさんが再度山をとばしてここに先回りしておられ私たちと合流。どこで集合写真を撮るかなんて伝えていなかったのに私の行動はお見通しのようでした。さすがベテランSさん。昼食を食べてKさんからパイナップルを頂き、お腹も満足。Kさんありがとうございます!下山に取り掛かりました。下山路にはおススメのカフェが2つあり、紹介しながら下って行きます。グルメ山行好きな方、是非ご一緒しましょう。

中の道にももみじが沢山あるのですが、ここもほぼ緑でした。再度公園と付近の紅葉は時期が少しずれるようです。今回のコースは山道が少し少な目。足が疲れてきた頃、諏訪神社に到着し最後の階段を降りて解散しました。 再度公園はのんびりできる素敵な公園です。京都にもこんな公園があったら良いのに、と思います。また行きたいです。参加の皆様、ありがとうございました。

「個人山行報告」越前富士『日野山(794.5m)菅谷コース』   記I・T

右京で最高齢に属する80才会員の山行報告です。高年齢の会員さんの参考や刺激になればとレポートしています。登山は年齢を重ねても「安全登山」を心がけ、「準備」と「トレーニング」をして取り組めば楽しめるスポーツと思っています。今冬も雪の山を楽しみたいと思っていますが、雪山は体力が必要です。今年の夏は、暑さに負けて山行やウォーキング出来ていませんので、今回はトレーニング山行として取組みました。雨に祟られ山頂まで行けませんでしたが、報告します。

【行先】 ; 福井越前市県境『日野山(794.5m))』【地図】;1/25000「武生」

【日時】 ; ・11月23日(祝)   【天候】; 曇り後雨

【コースタイム】

 ・宇治(7;08)=<自動車/171.5㎞>=菅谷町積善寺前駐車場(9;56-10;30)==菅谷コース登山口/98m(10;35)==お地蔵/307m(11;19-28)==宮谷コース分岐/500m(12;03-25)=
荒谷コース分岐/650m(13;15)==“引返し点/670m”(13;32)==荒谷コース分岐(13;;35)==宮谷コース分岐(14;20-27)==お地蔵(15;00-05)==登山口(15;30)==駐車場(15;36-16;37)==登山口(15;27)==駐車場(15;30-15;55)==<自動車/170.9㎞>=(19;50)宇治 ・歩行時間;5時間10分(内休憩時間;1時間18分),歩行距離;5.5㎞,

累積登高/下降;628m,平均ペース;90-110%(標準) (YAMAPデータによる)

・報告と感想:トレーニング山行で福井越前市の『日野山』(今回は“菅谷コース)へ行ってきました。雨などの影響で山頂まで行けませんでしたが楽しめました。山の紹介を兼ねてレポートします。

『日野山』は“越前富士”と呼ばれる美しい山容をもち、北陸自動車道を走り福井に入れば、その大きな山容が正面に見える、身近で人気の山です。山頂からは日本海が望め、展望もよいです。ガイド本には「万葉の歌人や紫式部の歌に詠まれた山」と書かれています。冬は山頂にある大きな石の鳥居が半分以上埋まる程の積雪がある山ですが、そんなに難しいことも無く多くの人が登っています。そして何よりなのはアクセスが非常に良いことです。北陸道南條スマート出口から15分程で正面の日野神社コースの登山口駐車場です。右京では雪山山行に、バスハイクにと、幾度か例会を組んでいます。 今回は、当初 紅葉が美しい「赤うさぎ山」「大長山」「取立山」辺りを行こうと予定しましたが、紅葉はもう終盤、そして23日の天気予報は「雨後雪」とのことで断念、それではと福井でも近場の「日野山」に予定変更し、いつもの正面ルートより距離が大分と長い“菅谷コース”から登ることにしました。但し、こちらも天気予報が「曇り後雨」と余りよろしくありません。冬場の雨は“高齢登山者”には大敵ですので、降られたら早々に引上げるという予定でトレーニンング山行として取組みました。

宇治の自宅を7時過ぎに出発。名神、北陸自動車道を乗り継いで武生インターで降り、県道を少し走って菅谷町の登山口へ。170㎞のドライブで2時間半の予定が、祝日の連休のためか車が多くて10時前になってしまいました。その上メールでトラブル発生。会に入山連絡をしようとしたら、スマホでメールが開かない。電源を再起動するとやっとメールが開いた。ヤレヤレと思って入山連絡を入力して発信しようとすると、今度は発信が出来ない!エラーが出ます。ネットも電話も出来るがメールの受発信が出来ない。もう仕方無く、申し訳無かったのですが山行部長に電話で「入山連絡」をしてやっと出発しました。約30分のロス。駐車場からたんぼ道を少し行って登山口へ。獣避けの扉を開けて、いよいよ登山開始です。初めは植林帯の中の斜面を登りますが、すぐに明るい自然林の登りになります。下の方は滑りやすい粘土質の土で登山道はえぐれてトユ状になっています。このルートは、いつも正面の“日野神社コース”では面白くないねと、2回ほど訪れています。しばらく行くとお地蔵さんが祀られています。お地蔵さんの隣でしばし休憩。この山には、地元の小学生が100mずつに「あと2300m がんばれ」とか、手書きの山頂までの距離を書いたプレートが付けられています。良い励ましになりますし、ほのぼのした気持ちになります。私はこのように地元の人達が大事にしている山は大好きです。

ルートはダラダラした登りと、少し傾斜が強くなったりして高度を上げていきます。上に行けば露岩のところも出てきます。それをこなして進むと「宮谷コース」を合わせます。ここで最悪!雨が来ました。冬の通り雨ではなく弱いですがしっかり降ってきましたので、仕方無くカッパ着用。久し振りです。スマホの雨雲レーダーを見ながらこれからの山行を考えます。その結果、今の雨はそんなに続かず止みます。ただ3時半頃から本格的な雨雲が来る予報です。その予報を信じて「当面は山行続行、但し下山時間を2時間と見て13時30分になればその地点で引返し下山」と作戦を立てました。丁度お昼時でしたので行動食を摂り、山頂に向って出発。雨も予報通り止み、時々薄日も差します。紅葉はほとんど終わっていますが、何本かは黄色く染まっています。傾斜も緩んで快適な尾根歩きで楽しいです。私も傾斜が緩んだこともあって快調に進みます。楽しみながら行くと今度は右から「荒谷コース」を合わせて、尚も進むと山頂がすぐそこに見えます。そして670mのコンターまで来ると、お約束の下山時間の13時30分になりました。山頂まで高度差は120mありますが、距離は近いです(まぁそれだけ傾斜がきつい)。コースタイムから考えると、あと15分位ですかね。まぁ、十分に楽しめましたので、引返します。

下山に入りましたが、中々トットコトットコとは行きません。露岩や粘土質のルートの「上に落ち葉が積もって下の状態がわかりません。油断するとズルっと行きますので、慎重に静移動、静荷重で降ります。苦労しながら降っていると、お約束より早い14時30分頃から雨が降り出しました。そんなに強くありませんがしっかり降っています。より慎重に降ります。粘土質の土のトユは滑り台です。両側の土のところを進みます。どうしてものところはトユ状のところに入りますが、本当に良く滑ります。ストックで支えながら歩きますが、一寸気を抜いた時に2回ほどスリップして尻餅です。お地蔵さんまできて小休止、足を休めます。ここからもスリップしやすい道が続きます。ヤッサモッサで30分ほど行くとやっと登山口のフェンスに着きました。時間は15時30分です。予報通り15時30分の振り出しなら雨に遭わなかったのに・・とボヤキもでます(笑)。

すぐの駐車場に着いて、雨具から解放され、そして上から下までスックリ着替え、そしてコーヒーを飲みながらお休みタイム。スマホを取り出しメール送信にチャレンジ。下山後は落着いて出来ます。最終的にアカウントを入れ直して起動すると動き出しました。ヤレヤレです。早速に会に「下山報告」のメールを送信して、本日の山行を終えました。スマホの不調で出遅れ、雨にも遭いで、ピークには立てませんでしたが、靜かな福井の山をじっくりと歩けて良かったです。トレーニング山行としては、累積登高628m、距離5.5㎞、歩行時間5時間10分では、何とも物足りない山行ですが、久し振りの山行で事故無く、静移動・静荷重の歩きをみっちり練習でき(笑)、ゆっくりペースですがそんなにしんどがることも無く歩けて良かったです。ただ、今シーズンも雪の山を歩きたいと思っていますが、それにはトレーニング不足なことは良く認識しています。これから、トレーニング山行や、私のミニボッカウォーキング(15㎏の負荷、登高差200mで距離6㎞)に、真面目に取組んで行きたいと思います。ただ、トレーニング山行も今回の様に楽しみたいです。トレーニング山行もまた楽し!