大文字山、滝めぐり報告 M・S

日時  7月25日(日)

参加者 女性・12名、男性・4名、合計16名

コースタイム:錦林寺車庫前9:40~登山10:00~楼門の滝10:25~三角点(11:15~11:50)~熊山分岐12:10~幻の滝12:20~中尾の滝12:45~琵琶の滝13:25~鹿山尾根13:50~二段の滝14:05~白川通り14:10

【山行報告】錦林寺車庫前からアスファルトの坂道を登山口まで歩きます。ここがこの山行の一番暑くて、しんどい所です。でも登山口からは樹林に入り沢の水音も聞けて涼しく感じます。今日の楼門の滝は雨が多かったせいか水量も多い。この道は京都トレイルの道で皆さんよく知っています。幻の滝で休憩して三角点までダラダラと登ります。三角点でゆっくり昼食を取って幻の滝まで下ります。幻の滝周辺は青紅葉が綺麗です。川に沿って中尾の滝手前まで歩き、尾根に上がる分岐で尾根に乗り、末端まで行くと中尾の滝の上に出ます。観覧用に椅子とテーブルが置いてあり、いつも下から見ている滝が上から見下ろす様になり面白いです。そのまま降りて又、下から滝を見上げました。滝から川に沿って白川に出る道を歩き、右手に見える尾根の末端を回り込むと琵琶の滝が有ります。普通に歩いていると中々判りにくく、何回かのチャレンジでやっと見つけた滝です。いつもは空滝ですが雨の後なので今日は水が落ちています。琵琶の滝から尾根の反対側を少し登ると、又、椅子とテーブルが有り、そこから鹿山尾根に登ります。尾根に上がると右は鹿山、左は小鹿山でその間に二段の滝に降りる道が有ります。ドンドン降りると沢に着き、ゴロゴロした石など有って歩きにくいですが水の音が聞こえ、二段の滝の滝口に出ます。足首位の水を渡渉して降りていくと二段の滝の滝壺です。これで今回の滝めぐりは終了です。ここ何日かは家にいても暑くて。熱中症が心配でしたが、滝めぐりなので川に沿って歩くことが多くて以外と涼しくて誰も熱中症にならなくてよかった。コロナで例会が中止になり、その間、個人山行で数人と大文字山を探索しました。身近な山ですがあちらこちらに道が有りそれをつなぎ合わせると面白いコースが幾つかできます。あまり人の行かない所ですが大文字山、奥深いと感じました。又、例会で紹介します。

                              

個人山行 熊野古道中辺路 K・A

7月19日(月)20日(火)21日(水

19日(月)田辺駅前02:50-滝尻バス停09:50-近露王子15:00

紀伊田辺駅前ホテル前泊、―市内の道は実に分かりにくく携帯ナビで現在地を確認しながら案内地図と見比べながら進みました。市内は殆ど史跡があるわけでもなく王子跡の札が建っているだけでした。明光バス・紀伊田辺駅発09:10⇒09:48がお勧めです。バス時刻表等はネット検索で沢山出てきます、(08:02⇒08:40)も熊野古道の地図は田辺市観光センターで殆ど手に入りますが、滝尻王子までの市内地図はなく京都市図書館に「熊野古道を歩く」の本がありそこに地図が掲載されています、借りてコピーしてください。巡礼手帳も観光センターでもらえます、王子に置いてあるスタンプはインクが薄く綺麗に押せません、スタンプ台を自前で用意することをお勧めします。近露には温泉付きの民宿があります、料理もとても美味しく温泉もとろとろの抜群の泉質です、是非ともお勧めです。民宿ちかつゆです、ネット予約だと旅行社経由になると思います、直接電話での申し込みが良いと思います。また日帰り入浴ができるような書込(ネット掲示)がありますが、今現在は宿泊客のみの受入となっているようです、おかげでゆっくり入浴できました。

20日(火)近露民宿06:50-本宮15:30-湯の峰温泉16:40

途中自販機は3ケ所ほどありますが、夏場は大目に水を持つ事をお勧めします。本宮から湯の峰温泉までは余裕のある方or初めての方は大日越えをお勧めですが、お疲れの方は夕方には1時間に2本程度のバス便があります。私は以前小辺路を歩いた際に大日越を歩きましたので今回はバス便を利用しました。また湯の峰温泉には食堂や食料品が買える店はほとんどありません、必要な方は本宮近辺のコンビニや食料品店で購入下さい。私はジェイホッパーズ熊野湯の峰ゲストハウス(素泊まり税込み4050円温泉露天風呂付き米のごはん食べ放題付きを利用、ビールは徒歩3分の酒屋の前に自販機があります、夕食前に購入し宿の冷蔵庫冷凍室で冷やします。

21日(水)湯の峰温泉02:45-請川王子04:00-那智大社14:30-浜の宮王子16:00-那智駅16:15

湯の峰温泉始発06:55→請川王子07:08(熊野バス53系統)までバス利用、請川王子から那智大社まで標準時間で普通に歩く事で最終バスが利用できます。熊野御坊南海バス・那智山17:35→紀井勝浦駅18:01途中過去の大雨土砂崩れで通行不能・迂回ルートの場所があり40分ほど案内記載の時間より余分にかかります、事前に計算しておく必要があります。私は那智駅までの王子も全スタンプ押印を目指したかったので請川バス停まで歩く事となりました。6kmほどありますのでかなり速足で頑張りました。途中の自販機は小口バス停の周辺にあるだけです。那智大社から浜の宮王子までは一般道(アスファルト道)です、だらだらと長いです。紀伊勝浦駅前の温泉付きホテルを予約してありましたが那智駅隣に日帰り温泉施設(600円)があり汗を流せたので、ホテルをキャンセルして(当日キャンセル80%)JR特急くろしおを利用して帰宅しました。那智駅17:32-紀伊勝浦駅18:03-有栖川駅23:11

<例会報告> 明智越え&植物園 吉野あけみ

【日時】   2021年7月18日(日)

【天候】   晴れ

【参加者】男性・7名、 女性・11名、計18名

【コースタイム】保津峡駅9:10出発~水尾手前の明智越え登山口9:50~鉄塔10:15~25~神明峠との分岐10:05~昼食休憩11:30~12:00~峯の堂跡12:30~明智越え下山口13:10~保津川河川敷13:25~植物園13:45~14:15~   JR亀岡駅着14:30

【報告・感想】 緊急事態宣言が6月20日に解除され右京労山の例会が再開されましたが、梅雨時期の降雨で例会が次々中止になっていました。それで、ゆっくり例会の「明智越え」が久し振りの例会になったためか沢山の方に参加していただけました。 保津峡駅に18名全員が9時頃には揃い、歩き始めてからしばらくして「入山報告」の事に気づきました。久し振りのリーダーなのでうっかりミスです。その時にはスマホは圏外表示になっていました。 梅雨明けの夏到来で暑い日になり、コロナ対策と、熱中症対策で少し厳しい山行になるなと思っていました。しかし、ゆっくり歩くことをお願いし、山の中はカンカン照りまでいかず時折の涼風もあったりして、何とか皆さん元気に歩いていただきました。明智越えのハイキングコースは、「麒麟がくる」の放送があったためかどうかは分からないけど、よく整備されていて標示板も多いです。明神峠(越畑へ)との分岐では迷うことがあるかもしれないので、気を付けたい所です。明智越えは皆さんご存知の様に、光秀がここを越えて愛宕山に参拝したと伝わる道です。途中にある「土用の霊泉」の看板の場所は、昔は水が豊かに出ていたようで、光秀も止血の三七草を清めて鎧に付けたと伝わっていますが、今は全く泉や水はなかったです。 1つ目の鉄塔の場所から愛宕山や水尾の集落がよく見えますが、いつも嵐山や自宅から見ている愛宕山の山容とは随分違っていました。明智越えのコース中には昼食を食べるような広い場所がないので、展望なしの山道で休憩・昼食にしました。さらに保津橋を越えると植物園(大本花明山)があり、お堀の側にあるためか、少し風も吹いていて涼しく感じました。夏場は花の開花は少ないですが、ユリ、ガンピ、キキョウ、オオバギボウシなどが見られました。参加の皆さん、真夏日の暑い山行になりましたが、色々ご協力有難うございました。

明智超えの登山口
鉄塔場所から見える愛宕山
水尾の村落
土用の霊泉跡


<峯の堂跡・・・平安時代の56代 清和天皇を祀っている場所。 光秀も参籠の帰り道に本能寺
                               攻め必勝の祈願をこめたと 言われている。>
保津町の明智越えハイキングコースの入り口(下山口)での集合写真
途中の山道で昼食・休憩
保津町から望む愛宕山
ガンピ
キキョウ
オオバギボシ

                                

個人山行 愛宕山 200回登頂達成 記 K・A                      

【山行日】5月6日(木)

昨年4月から始めました愛宕登山200回目を達成しました。昨年7月・8月は月に24回も登っていましたが、先月は6回しか登れませんでした。体調だったり旅行だったり仕事だったり天候だったりいろいろと理由はあります、いろんなことがあって予定通りにはいかず、また精神的にもガンガン行ける時もあったり、全く気持ちが乗らない時もあって。1000回が目標です、達成された方々は本当に凄いなと思うばかりです。ただただひたすら1回ごとを積み重ねるのみです。

例会報告 比叡山 報告 K・S

山行日】 2021年4月18日(日)

【天候】 晴れ一時雨 

【参加者】 女性4名、男性6名、合計10名

【コースタイム】 京阪比叡山坂本駅8:20~無道寺道入り口8:35~明王堂10:10~ケーブル延暦寺10:30~大比叡三角点11:10着(昼食20分)11:30発西山峠12:30~11:30発~八瀬ケーブルカー駅13:30着・解散

全員集合

【山行報告】午後から一時雨の予報が出ているので少し気にしながら新緑が進み始めている坂本駅をスタート。時折、日も差し天気は持ちそうだが風が強く肌寒い。15分ほど歩いて無動寺登山口に到着する。

ここから先の道は千日回峰行で知られた無動寺に続く道で、無動寺谷道と呼ばれている。比叡山延暦寺の僧侶もよく歩かれているコースらしい。急坂が所々にあるが整備もされていて歩きやすい登山道です。一か所だけ沢の斜面が崩れていて柱ほどの幅の3m位の一本橋が掛けられている。少し緊張しながらもみなさん簡単?に渡られていた。途中にはたくさんのお地蔵さんや石仏があって信仰の山だと感じます。

登りはじめは森林の中の道が続くが尾根筋に出てくると琵琶湖が一望できる見晴らしの良い場所もあり気持ちよく休憩がとれる。あとで標識を見ると遠見岩と書かれていました。何度かのアップダウンを経て最後の急坂を登り、獣除けのゲートを通ると玉照院に到着する。ここから舗装道になり急坂を上ると無動寺だ。 時間的に余裕もあるので無動寺の明王堂に立ち寄ることにする。思わず見上げる急な階段ですが一段一段をしっかり踏みしめて元気に(個人差はありましたが)明王堂に到着。ここからの景色は大津市街が一望できるので登ってきた甲斐がある場所でした。この辺りに来ると観光に来られている人たちとも出会います。マスクをしながらの登りはなかなか厳しいですが外せません。ケーブル延暦寺で休憩を取り大比叡までの急坂に向かいます。あとひと踏ん張りと思っていたら北の方から黒い雲が流れてきてポツリポツリと小粒の雨。急いで上だけ雨具着用。大比叡近くまで登ってくるとガスも出てきて、幻想的な中を歩く感じです。11時30分大比叡三角点に到着。風が強くなり気温も下がってきて(体感温度は5~6度くらいかな)風の当たらない場所をそれぞれ探し、早昼食をとって早々に下山に入ります。

駐車場の方へ下り始めると陽が当たり始めホッとします。暖まった地面から蒸気が立ち上り不思議な景色の中を歩きます。四明岳横を通ってスキー場跡の北側のつつじヶ丘休憩場所に着くと大きな山桜が何本も咲き残っていて、とても綺麗です。

ゆっくりしたかったのですが残念ながら帽子が吹き飛ぶくらいの強風で、ピンクが映える素敵な景色を写真に収め逃げるような下山となりました。そのあとの西山峠までの道は林道や比較的歩きやすい道が続きます。この間例会で2度ほど通っている西山峠ルートに入ります。峠から先は枯葉が多く葉っぱの下の石や枝で滑りやすいので注意を促して下山を始めました。風も止んできて雲の合間から陽も差し始め、順調に下山も出来て、山頂とは大違いの好天でぽかぽか陽気の八瀬ケーブル駅前に13時30分到着しました。 今回は頂上の強風で急ぎましたが、天気が良ければ滋賀と京都の景色をゆっくり味わえる5時間ほどのコースです。延暦寺方面には向かいませんでしたが、少しは寄り道も出来そうです。