「 浅 草 岳 ・ 巻 機 山 」 記:O・S
(参加者) リーダー・M 、M・A、・S 計3名
当初の予定では7月上旬でした。梅雨の合間にと待機するが連日の雨で結局1ヶ月遅れの山行となりました。したがって期待していた花の季節は終わっていて、浅草岳のヒメサユリ・ツバメオモトは実になっていました。そのなかにあって私たちを感激させてくれた花が巻機山で待っていてくれました。花の女王「ヤマユリ」です。
(日程)
4(火) 北陸自動車道 米山SA(車中泊)
5(水) 小出IC==浅草岳登山口→浅草岳登頂→下山==巻機山登山口(車中泊)
6(木) 巻機山登山口→巻機山登頂→下山==ホテル湯沢でんき屋(泊)
7(金) 信州秋山郷 温泉「楽養館」==帰阪
(浅草岳 晴)
ネズモチ登山口8:50→前岳12:00→浅草岳p1585 12:25~12:50→嘉平与ボッチ13:35→桜ゾネ広場15:00→ネズモチ下山15:50
前岳まで登れば後は木道を歩きながら展望を楽しめます。ヒメサユリは6月上旬から中旬、木道に残雪がある時期が見頃という地元登山者のアドヴァイスです。浅草は花の山、ツバメオモト・イワイチョウ・コバイケソウも6月なら咲いているでしょう。桜曽根はなだらかでブナ林が爽やかです。水場に近づくと冷風が心地良くたっぷりと山水を飲んで下山しました。守門温泉で汗を流して巻機山登山口に向って急いだ。登山口には既に数台が駐車していて翌日に向けてスタンバイしていました。
(巻機山 晴)
桜坂登山口5:40→六合目8:05→前巻機山10:10→織姫の池→御機屋11:10~11:30→巻機山p1967 11:50~11:55→避難小屋12:40→五合目15:15→桜坂下山16:30
ヤマユリ(和風カサブランカとでもいうか!)は里の花、咲いているのは4合目迄です。六合目になると展望がよくピラミダルな山容割引山が眼前に見えます。登山口標高730m、前巻機山標高1861m、この標高差の登りで疲れてきました。それを癒してくれるかのようなビロードのようなつややかな草原にニッコウキスゲが映えています。秋には草原の黄葉が山肌をおおうのだろう。織姫の池はワタスゲが清々しい。巻機山湿原の花も終わっていた。池塘があるから湿原には違いないが、昨年登った苗場山の方が湿原に風情があったように思います。山頂からの山々の眺望は巻機山の方が雄大です。11時間のコースタイムを見込んでいたので、牛ヶ岳はカットして下山することになりました。エアリアマップには避難小屋に水マークはあるが崖のようなところを降りていかなければならないということらしい。水汲みは諦めて下山する。六合目への道のりは長かった。それから桜坂登山口までも長かった。途中、子ウサギがピョンピョン可愛かった。ということで、なんとか下山できました。今夜の宿泊はホテルです。18時前に「湯沢でんき屋」に到着。コロナウイルス状況での客は私たち3人とあと1人ということで、宿泊費以上のおもてなしを受け大満足でした。
(信州秋山郷 温泉「楽養館」 長野県栄村)
昨年苗場山登山後に入った温泉にもう一度行きたかった「楽養館」。その赤い温泉でゆっくり寛ぐことができました。一般療養泉基準の倍以上という高濃度の赤湯は湯面に湯葉のような膜を張っているのです。入浴後の帰路、土地の直売所で沢山の野菜と果物を手に入れ、車に積んで帰阪しました。