個人山行報告 敦賀三山『岩篭山(765.2m)/市橋コース』記I・H

【行先】 ; 福井県敦賀市『岩篭山(765.2m)』 【地図】 ; 1/25000「敦賀」 

【日時】 ; 8月27日(土)   【天候】 ; 曇り  【山行者】 I・H

【山行目的】 ; ・敦賀三山の一つ『岩籠山』登山を楽しむ・沢沿いで変化に富んだ“市橋コース”で、涼しく夏の山を楽しむ。

 

【コースタイム】 ・宇治(7;05)=<自動車>=市橋登山口P(9;07-9;27)==第一堰堤(10;27)=
夕暮山分岐(11;48)==インディアン平原(12;25-38)==『岩篭山/△765.2m』(12;50-13;18)==夕暮山分岐(13;34)==第一堰堤(14;45)==市橋登山口P(15;22-53)=<自動車>=(18;30)宇治

・歩行時間;5時間55分,歩行距離;7.8㎞,累積登高;765m,(YAMAPデータによる)

【報告と感想】岩篭山は、野坂岳、西方ヶ岳と合せて“敦賀三山”と呼ばれ、その中でも山頂の展望、インディアン平原と呼ばれる笹原に奇岩が立つ面白い景観、変化に富んだコース等で人気の山です。登山道は、今日紹介する“市橋コース”、最近良く使われる“駄口コース”、山集落から登るコースと、いろいろなコースが設定されています。今回は、沢沿いで涼しかろうと“市橋コース”を楽しんで来ましたので報告します

湖西道路からR161号を行き、国境の峠を下っていくと駄口です。ここには“駄口コース”の登山口があります。道路の右手に駐車場があって10台ほど駐まっていました。ここを過ぎてR8に入ってすぐに市橋の信号があり、ここを左に入ります。細いギリギオリ1車線の道を辿ると右手に17-18台ほど入れる駐車場があって、既に10台ほど駐まっています。

早々に出発準備を整え、会に入山連絡を入れて出発。初めは林道のような広い道を進み、林の中に入って尚も進むと山道になります。川の流れの音を左下に聞きながら、山道をしばらく行くと一番目の徒渉点です。この徒渉点は水量が多く、飛び石伝いに対岸に渡ります。このあと、道は流れの右岸から左岸、また右岸にと何回か徒渉をしながら進むと、一番目の堰堤にでます。ここからは何個か堰堤が出て来ますが、石積みで結構古いようでまわりの風景に溶け込んでいます。

早々に出発準備を整え、会に入山連絡を入れて出発。初めは林道のような広い道を進み、林の中に入って尚も進むと山道になります。川の流れの音を左下に聞きながら、山道をしばらく行くと一番目の徒渉点です。この徒渉点は水量が多く、飛び石伝いに対岸に渡ります。このあと、道は流れの右岸から左岸、また右岸にと何回か徒渉をしながら進むと、一番目の堰堤にでます。ここからは何個か堰堤が出て来ますが、石積みで結構古いようでまわりの風景に溶け込んでいます。

大きな木の多いブナ林で気持ちの良い所で、夏でも涼しい絶好の休憩ポイントです。

登山道はブナ林の中、尾根の南斜面に着いています。少しのアップダウンをしながら辿ると、林が切れて草の中を進むとすぐに左手に山頂への入口があります。私はスルーしてこのまま進み、インディアン平原に向います。笹原の中を緩やかに下るとインディアン平原です。笹原の中に大きな奇岩があちこちに見えます。平原の奥まった最も高い所に着きます。ここは絶好の昼食ポイントです。岩籠山の山頂が見え、何人かが休んでいます。また敦賀湾がよく見えます。私もここで昼食。天気は曇り空でスッキリしませんが、貸切り状態で食事も美味しいです。

お昼を終え、山頂に向います。少し登り返すと展望抜群の「岩籠山」山頂です。先行のグループも下山に向い、山頂も独り占めです。ここでも改めてコーヒーを楽しみます。ここからのインディアン平原の眺めは楽しいのですが、空模様が怪しいので、早々に切上げて下山に向いました。ブナ林から急斜面の下りをトットと下ります。沢の流れが出て来ると、徒渉とルートファンインディングの始まりです。対岸のルートやテープを探して沢を渡り、また渡り返しとルートファンインディングを楽しみながら下ります。途中で細かい雨が降って、上だけカッパ着用。しかし20分で止み、水量が増えるほどもなくて良かったです。

程なく第1堰堤に着く。ここまで来ると水量は多くなりますが徒渉箇所は限られ、登山道もしっかりしていますのでヤレヤレです。最後の徒渉を終えて、坦々とした登山道を下り駐車場へ帰り着きました。私が着いたときに、最後の車が出て行き、私が最終下山者でした。今日は天候がもう一つでしたが、変化に飛んだコースの歩き、奇麗なブナ林、山頂からの展望、インディアン平原の景観等、楽しい山行でした。最後の急登では一気に登れない等、体力の低下を実感しましたが、久し振りの岩籠山市橋コースを楽しめて良かったです。暑い夏には、結構涼しく楽しめますし、これから秋も紅葉や展望が楽しいコースです。
これからの山行企画の参考になれば幸いです。