【山行日】 2022年8月28日(日)
【天 候】 晴れ
【参加者】 女性7名、男性3名、計10名
コースタイム】須磨浦公園駅発9:05~旗振山9:42~鉄拐山10:00~栂尾山11:00~横尾山11:30~須磨アルプス馬の背11:50~東山12:10着(昼休憩35分)12:45発~妙法寺13:15~高取山西峰14:15~高取山14:30~鵯越駅15:55着・解散
【山行報告】六甲全山縦走3分割の一回目。前日は雨で蒸し暑さを覚悟の例会でしたが、朝から天気も良く、湿度も低くなってきて時折吹く風がありがたい山行の始まりです、といっても瀬戸内海が目の前でほぼ海抜0mからスタートです。最初の旗振山(正味252m)に向かう石段は急で一気に汗をかきながら体が慣れていないので息を切らし旗振山展望台に到着、流石に茶店もある展望台です。明石海峡大橋や瀬戸内海が一望できて登りがいはがありました。
次の鉄拐山までは道幅も広く湯ゆるやかな登りで、木影の中を気持ちよく歩き、鉄拐山手前の急斜面も全員余裕でした。3座目鉄拐山で元気なうちに先ず記念写真。
全山縦走路には休憩場所がたくさんあります。鉄拐山から見晴らしの良い高倉台にはおらが茶屋があり、ビール500円、コーヒーセットの看板、茶屋というよりカフェの様な雰囲気で、次に観光で来た時は寄りたいところです。
高倉台に下りて住宅街を抜けて栂尾山登り口へ向かいます。風も吹いて気持ちの良いウオーキングでしたが、待っていたのは六甲縦走路最長?急角度の階段です。340段「なんでこんな急階段つくったのやろ、狭いし長いし、全山縦走の時長い行列になるで」と言いながら。鉄拐山から降りてきたその分のまた登り返し、結構こたえます。
最後に頂上手前の急斜面があり、またまた息を切らして栂尾山展望台に到着。栂尾山には立派な?展望櫓台がありましたが、櫓にはリーダー以外登らず、ベンチからでも歩いてきた高倉台の街並みや明石海峡大橋、アップダウンの3つの山を皆さん感慨深く見られておりました。
続く横尾山でお昼休憩の予定でしたが、皆さん元気なので馬の背を越えて次の東山に変更、もうひと踏ん張りすることになりました。横尾山からの下りは急斜面には鎖やロープが張ってあり、須磨アルプスの雰囲気が出てきて急坂を下るといよいよ須磨アルプスの核心部、馬の背です。
狭い岩場の尾根沿いの道を進みます。馬の背は六甲の有名な岩稜コースのひとつです。短い区間ですが三点支持での登りもあり、岩稜歩きの雰囲気、おもしろさを味わいながら通過しました。
須磨アルプスは初めての方もおられて、ちょっとスリルのある 馬の背が歩けて、集合写真、皆さん笑顔満足顔ですね。次のピークの東山でお昼休憩をとり、午後はザックも軽くなり軽快に下山。本日最後の高取山へ向かいます。
高取山登山口からは等高線の詰まった登り道。風もなくなり、日差しも強く、汗が流れます。ペースを落とし40分ほどで高取山西峰の荒熊神社に到着しました。三角点がある西峰頂上は「希望者だけでピストンでいきますか」と声を掛けましたが、なんと全員展望台まで登ることに、元気、疲れ知らず?の皆さんでした。
本日の最高峰高取山(328m)には14時30分到着。空気が澄んでいて頂上にある高取神社からは大阪、神戸の街や遠く生駒山、淡路島、行きかう船舶もくっきり見えて、お疲れ様のご褒美を頂きました。ゆっくり高取神社からの展望を楽しんで再び全山縦走路に戻り、参道を下ります。月見茶屋などもあり昔の風情が残っていました。
山から住宅街に下り鵯越駅まで約3㎞ほどを「暑い。爽やかな風はどこに行ったの」と言いながら、最後は皆さん自販機で冷たい飲み物を購入しながら無事駅に到着しました。
回の六甲全山縦走➀では、300m前後の8つの山の大小のアップダウンの繰り返しで、延べ標高は1,000mありました。須磨アルプスが初めての方もおられて楽しんでもらえたようです。街中の歩きは暑くて疲れも出てきましたが、計画時間通り終えることができました。全山縦走を目指している登山者の方ともたくさん出会い、各自頑張らなあかんと思われたかは分かりませんが、皆さん元気に歩き切きれて良かったです。
今回も先頭を順番にお願いして(N・Kさん、Sさん、Kさん、Mさん、Nさんの皆さん)それぞれのペース配分で歩いて頂いて予定通りの時間で下山できました。皆さんありがとうございました。