「個人山行報告」岩で岩でフリークライミングを楽しむ「志津川パッドレレス」 人工壁でフリークライミングを楽しむ「スポーツ施設・やまびこ」

右京労山のクライミング例会を楽しもう:右京労山では、昨年からりクライミング例会「金比羅」が再開され、会員の皆さんがクライミングの基礎からリードクライミング入門まで和気藹々と楽しみながら練習されています。
昨年中は久し振りのクライミング例会でしたので、クライミング例会のやり方、システムの確認、安全対策、それからクライミングの基本などを行ってきました。今年からは、いろいろな岩場のルートにチャレンジして、いよいよ「クライミングを楽しむ例会」になっています。7/17日の例会では、毎回参加されているNさんが、「前回は登れなかった“レイバックルート”がクリアできて、今日は成果があった。次回は“サラワリルート”に挑戦だ!」と、意欲的に楽しまれています。そうなのです! フリークライミングはやり出すと中々楽しいです。そんなフリークライミングの楽しみを交え、私が今楽しんでいるフリークライミングの様子をレポートします。

フリークライミングの楽しみ方とその楽しみ:クライミングには、大きく分けて“アルパインクライミング”と“フリークライミング”があります。私たちが、今楽しんでいるのは“フリークライミング”です。それも「金比羅」などよく知った近郊の岩場や人工壁で、クライミングを楽しみ、クライミング技術を磨いています。岩登りと言えば、非常に危険なスポーツのように思われますが、今私たちが楽しんでいる“フリークライミング”は、金比羅などゲレンデ化された岩場で、お互いがロープで結びあって確保して、安全対策はうるさいほど確認をしながら行いますので、安全に楽しめます。

そして慣れない内は、“トップロープ方式”と言って、上の終了点からロープを垂らして、片方にクライマーを結束し、反対側でビレイヤーが確保を行っていて、クライマーが万一落下しても殆どその位置で止める練習方法ですので、安全に楽しめます。クライミングの楽しみは、垂直に立つ岩壁のルートを、自分の技術や力、バランスを駆使して、スリルを感じながら緊張感を持って登る楽しみ。そして登り切った(完登)時の達成感と充実感。これらがクライミングの醍醐味だと思います。

そして、新しい岩場や新しいルートにチャレンジして登るのも楽しみです。また、クライミングの各ルートには、難易度を示すグレードが設定されていますので、より難しい(よりグレードの高い)ルートにチャレンジして、順次それらを攻略していく喜びもあります。グレードが上になるほど難しく、中々クリア出来ませんが練習し、研究してクリアすれば、それはまた達成感も大きく、喜びは大きいものです。また 練習が進んで、そのルートをトップロープで登り方が確定できると、次はリードクライミングです。これは、下で確保してもらうのは同じですが、上からのロープは無くて、自分でロープをランニングビレーにかけながら登ります。もし落下すればそのランニングビレー点まで落ちますので、やはり緊張感が全然違います。それだけにリードで登り切ると、初めてそのルートを攻略したことになり、達成感は非常に大きいです。思わず“ヤッター!”と、達成感に浸り、仲間からも拍手で祝福してくれます。

それと、クライミング仲間は各々でレベルの差はありますが、それに関係なくお互いリスペクトしていて、アドバイスし、教え合い、和気藹々と皆で楽しみます。この感じが楽しくて、私がこの年でもクライミングを続けている要素かも知れません。クライミングはお互いでビレーヤーになって安全を確保し合うので、仲間意識が強くなるのかも知れません。

<ご参考> フリークライミングは、登るルートが設定され、その各ルートには登る難易度を示すグレードが決められています。フリークライミングでは、「デシマルグレード」という形式のグレードが使われていて、頭に5を付けて難易度を5-7,5-8,5-9,5-10,5-11,5-12,と言うようにランク付け(数字が大きくなるほど難しい)されています。それをまた5-10や5-11、12の中で10a,10b,10c,10d、11a,11b,11cと細分化されています。
外の岩場にしても人工壁にしても、各ルートにはこれらのグレードが設定されています。
例えば、金比羅のホワイトチムニーの“サラワリルート”は10aとされています。 私たちは自分の今の技術にあったグレードのルート、そして好みにあったルートを選び楽しみます。グレードが明確にあることで、自分がどの位の技術レベルか、またどこまで技術が上がったかが明確にわかります。 そして上手になって11台のルートがこなせるようになると「イレブンクライマー」、更に上の5-12のルートが登れるようになると“ツエルブクライマー”と称されます。 私は志津川の岩場で10cの“イタイイタイルート”をリードで登れるようになって、仲間から大いにリスペクトされていましたが、その後2年間のブランクがあって、今は10aから10b辺りのルートで楽しんでいます。 (クライミングこそ、「継続は力なり」「練習は嘘つかない」が実感されます)

このようなところフリークライミングの大きな楽しみでしょう。

それと、クライミング仲間は各々でレベルの差はありますが、それに関係なくお互いリスペクトしていて、アドバイスし、教え合い、和気藹々と皆で楽しみます。この感じが楽しくて、私がこの年でもクライミングを続けている要素かも知れません。クライミングはお互いでビレーヤーになって安全を確保し合うので、仲間意識が強くなるのかも知れません。

<ご参考> フリークライミングは、登るルートが設定され、その各ルートには登る難易度を示すグレードが決められています。フリークライミングでは、「デシマルグレード」という形式のグレードが使われていて、頭に5を付けて難易度を5-7,5-8,5-9,5-10,5-11,5-12,と言うようにランク付け(数字が大きくなるほど難しい)されています。それをまた5-10や5-11、12の中で10a,10b,10c,10d、11a,11b,11cと細分化されています。
外の岩場にしても人工壁にしても、各ルートにはこれらのグレードが設定されています。
例えば、金比羅のホワイトチムニーの“サラワリルート”は10aとされています。 私たちは自分の今の技術にあったグレードのルート、そして好みにあったルートを選び楽しみます。グレードが明確にあることで、自分がどの位の技術レベルか、またどこまで技術が上がったかが明確にわかります。 そして上手になって11台のルートがこなせるようになると「イレブンクライマー」、更に上の5-12のルートが登れるようになると“ツエルブクライマー”と称されます。 私は志津川の岩場で10cの“イタイイタイルート”をリードで登れるようになって、仲間から大いにリスペクトされていましたが、その後2年間のブランクがあって、今は10aから10b辺りのルートで楽しんでいます。 (クライミングこそ、「継続は力なり」「練習は嘘つかない」が実感されます)

このようなところフリークライミングの大きな楽しみでしょう。

それと、クライミング仲間は各々でレベルの差はありますが、それに関係なくお互いリスペクトしていて、アドバイスし、教え合い、和気藹々と皆で楽しみます。この感じが楽しくて、私がこの年でもクライミングを続けている要素かも知れません。クライミングはお互いでビレーヤーになって安全を確保し合うので、仲間意識が強くなるのかも知れません。

<ご参考> フリークライミングは、登るルートが設定され、その各ルートには登る難易度を示すグレードが決められています。フリークライミングでは、「デシマルグレード」という形式のグレードが使われていて、頭に5を付けて難易度を5-7,5-8,5-9,5-10,5-11,5-12,と言うようにランク付け(数字が大きくなるほど難しい)されています。それをまた5-10や5-11、12の中で10a,10b,10c,10d、11a,11b,11cと細分化されています。
外の岩場にしても人工壁にしても、各ルートにはこれらのグレードが設定されています。
例えば、金比羅のホワイトチムニーの“サラワリルート”は10aとされています。 私たちは自分の今の技術にあったグレードのルート、そして好みにあったルートを選び楽しみます。グレードが明確にあることで、自分がどの位の技術レベルか、またどこまで技術が上がったかが明確にわかります。 そして上手になって11台のルートがこなせるようになると「イレブンクライマー」、更に上の5-12のルートが登れるようになると“ツエルブクライマー”と称されます。 私は志津川の岩場で10cの“イタイイタイルート”をリードで登れるようになって、仲間から大いにリスペクトされていましたが、その後2年間のブランクがあって、今は10aから10b辺りのルートで楽しんでいます。 (クライミングこそ、「継続は力なり」「練習は嘘つかない」が実感されます)

このようなところフリークライミングの大きな楽しみでしょう。

宇治“志津川バットレス”でクライミングを楽しむ

【行先】 ; 宇治の岩場“志津川バットレス”

【日時】 ; 毎週月曜日 AM9;30~PM4;00  (雨天中止)

【山行目的】 ; ①実際の岩場でフリークライミングを楽しみ、クライミング技術の向上を図る。
②他クラブのクライミング仲間と和気藹々交流して親睦を図る

週月曜日に、労山各会や他の山岳会のクライミング好きの有志で同好会的に、宇治の志津川にある岩場でクライミングを楽しんでいます。練習時間は、午前9時30分~午後4時前後まで、のんびりと和気藹々、各々のペースで登りますので楽しいです。

この岩場は、「志津川バットレス」と呼ばれる大きな岩で、高さは20m位、巾は20-30m位あります。この岩場を、労山の先輩で(旧)自然生ハイキングクラブのAさんとSさん(この方は私のクライミングのお師匠さんで、2年前に亡くなられました)の2人が、16-17本のクライミングルート設定して、各ルートの終了点やルート上のランニングビレー用のピンを構築して、クライミングウォールとして再整備された岩場です。

ルートは10aから11台のルートまで16-17本あります。誰でも登れるオープンの岩場ですが、マナーを守って地元の皆さんの理解を得て開放されていますので、ネット等で紹介することは禁止しています。

私はこの岩場を整備されたSさんと10年以上通っています。ここの岩場は下部の2mほどがストンと立っているルートが多く、出だしが中々難しい所が多いです。そして10c以上のルートは、登る手がかりが“カチ”と呼ばれる小さなホールドやスタンス多く、またバランスを要求されるルートも多くて慣れるまで中々苦労します。それだけに、何週間にもわたってトライして登り切った時の喜びは大きいです。

尚、各岩場のルートの名前は、ルート設定した人が付けられます。ここでは、“バットレスA(10a)、“バットレスB”(10b)”、“ドリーム”(11a)など標準的な名前もありますが、“黄檗山”、“喜撰山”、“千利休”や“分福茶釜”など宇治にちなんだ名前が付けられています。

そして10bの“ピンチでクリア”=(ルートの中間位でピンチ掴みをするホールドがあって、それを持てたら核心部を通過で、あとは何とか登れる)とか、10cの“イタイイタイルート”=(スタートしてすぐに三角にとがった小さいカチホールドがあって、それを痛いのを我慢して使って登るルート)など、面白いネーミングされたルートもあります。また、道場に「烏帽子岩」という大人気の岩場があって、そこに“史上最強の10d”とネーミングされた10台では非常に難しいルートがあります。それを懸命にチャレンジして楽しむ方もおられます。

このように各岩場には名物ルートがあってそれを楽しむ、また各岩場のそれぞれのルートには特徴や変化があって、それを順次チャレンジしクリアしていくのもクライミングの大きな楽しみです。そしてクライミングルートを登るのに、単に登るだけでなく設定者の意図を理解して、登ってみるのも面白いものです。クライミングの楽しみは、中々奥深いものがあります。月曜日の志津川クライミングは当面続けています。興味のある方は、声を掛けて頂ければご案内します

京都北区原谷“やまびこクラブ人工壁”でクライミングを楽しむ:京都北区原谷“やまびこクラブ人工壁”でクライミングを楽しむ

毎週水曜日の夜、インドアのクライミング用人工壁でクライミングを楽しんでいます。ここは屋内ですので、季節や天気に影響されることなく楽しめます。またクライミング好きの有志のクラブ(森永チーム)で、午後6時半から9時半までこの施設を貸し切っていますので、その時間内でしたら、自分の都合の良い時間に行き、自分の体力や気分で好きな時間で帰れます。そして何よりは、仲間達といろいろアドバイスやお喋りしながら、和気藹々やりますので非常に楽しいです。会費は、2ヶ月で4,000円です(練習日は毎週水曜日と金曜日の2週)この人工壁は、北区原谷にあるスポーツ施設“やまびこクラブ”の体育館の2Fの一つの壁全面に、4面のクライミングウォールが設置されています。4面は、各々傾斜や張り出しが変えてあり、そして各々に終了点が設置されています。

そしてその各々にテープで色分けして、5-9から5-10a,10b,10c,10d,そして5-11台のルートが7-8本ずつ設定されています。

(このルート設定は、年1回プロのセッターさんが来て行われます。今年は5/13-14日に済)
故に4面合せて10aが5-6本とか、各グレード毎で5-6本前後ありますので、自分の技量や好みに合わせて自由に楽しめます。私たちは自分の技術に合せて、好きなルートをチャレンジしていきます。「10aは全て一撃(初見で一発でクリア)で登れたので、次は10bにチャレンジ!」とか、「今日は左側の黄色10cルートに挑戦しよう」とか、自分で好きなルートを登って楽しみます。

そして、そのルートを初めてノーテンションで上まで登れると、「ヤッター!」と達成感を得られて嬉しいです。また、苦労していたルートでは、仲間達も拍手で喜んでくれたりしますので、これがまた嬉しいです。

そして練習すれば、ムーブもわかりますし、指の力、手足の力もついて必ず登れるようになります。そして先週はここまでだったのが、今週はその2-3手先まで到達したと、自分の技術が実感できます。「私は、今10aはクリア、10bの中程かな」と、自分の力は明確にわかりますので、努力や練習の励みになります。クライミングは体力だけでなく、ムーブの研究など頭も使ってするスポーツで中々楽しいです(笑)。

ノーマルルート(10a)をリードで登る
クライミング用壁の前景
飛騨英側10bルートを上る

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