「例会報告」交野山(341m)&八ッ橋 Y・A

 【山行日】 2023年4月2日(日)

【天 候】 晴れ

【参加者】 女性8名、男性1名、合計9名

【コースタイム】JR津田駅(9:00発)~源氏の滝(9:27)~せせらぎの道・交野いきものふれあいの里(10:05~10:25)~交野山山頂(10:55~11:05)~旗振山近くの場所で昼食(11:35~12:05)~八ッ橋(12:45~13:15)~こだちの道・鉄塔(13:30)~八丈岩(14:00~14:10)~獅子窟寺(14:20~14:30)~京阪河内森駅(15:15)

【山行報告】

交野山 山頂の漢音岩の上で集合写真

JR津田駅に9名が集合し、挨拶をして出発。地図は櫛部さんが用意してくださった。今日のコースは大西さんがまだお元気な時に企画され、提案していただいたものです。今回「慰霊登山」になってしまいましたが、大西さんを偲んで歩かせてもらいました。櫛部さんや大西さんは、地元の山なのでよく登られていて、里山特有のハイキング道が多く、見所も多い所なので、私達にとってもとても有意義な山行になりました。

ヒエリュウキンカ
イカリソウ

まず津田駅から山の方に向かうと「せせらぎの道」になり、「源氏の滝」がありました。すぐ横にある不動明王寺をぬけると白色の大きな山桜が迎えてくれました。登山道をしばらく登って行くと、「白旗池」がある高台に着きます。そこから見下ろす樹木の景色は、ピンク、白、若草色、緑などグラデーションになっていて、まるで「桃源郷」のようです。

ラショウモンカズラ
リュウキンカ

 池の奥には「いきものふれあいの里・自然観察園」があり、山野草がたくさん見られました。二輪草、姫リュウキンカ、カンアオイ、羅生門カズラ、イカリソウ、春蘭・・・など。写真を撮るため長めの休憩をとりました。ここから交野山までの登山道は急坂が多いので、少し息が切れます。すれ違う子ども達から、「頑張ってください!」と声がかかるので、頑張らざるを得ません。津田駅9時出発から丁度2時間後に、本日1つ目のポイント、交野山山頂に着きました。観音岩の所で展望を楽しみ集合写真を撮りました。

カタクリ
シュンラン

頂上からアップダウンのある急坂を歩き続けていると、斜面にショウジョウバカマの群生が見られました。お昼に近づいてきたので、旗振山という山の登り口辺りで昼食タイムをとりました。30分ほどしてから再び歩き出し、しばらく下っていくと、「かいがけの道」に合流しました。3月19日の谷川さんリーダーの「くろんど園地例会」のコース道になりました。

ミズバショウ
ウラシマソウ

その時の例会ではまだ水芭蕉がほとんど咲いていなかったようですが、2週間後なので、期待がもてました。さらに、この辺りから山の中にミツバツツジがたくさん見られるようになりました。今年は桜も早いけどミツバツツジも早いのだと思いました。

やっと、本日2つ目のポイント、水芭蕉が咲いている湿地帯の「八ッ橋」に着きました。側にカタクリも植えられているので、ここでたっぷり休憩時間をとりました。2週間前よりたくさん咲いているということです。私は昨年も(3月29日)ここに大西さんと来ていますが、大阪の郊外に水芭蕉が咲いていて驚きました。「八ッ橋」からの下山道は「こだちの道」と呼ばれていて、ずっとミツバツツジのトンネル道です。まるで愛宕山のツツジ尾根を歩いている気分です。途中に「八丈岩」という大きな岩がありました。ちょっと怖いですが童心に帰って登ってみました。

白旗池までのハイキング道
ミツバツツジの道

さらに下っていくと、「獅子窟寺」という古刹の寺があり、ここにも大きな岩がありました。ここの岩は登るのではなく、両腕で抱き願い事を言うと叶えてもらえるというものです。しっかり願い事を言ってきましたよ。櫛部さんから嬉しいことに八朔のデザートをいただき、ビタミン補給もできました。

お寺から河内森駅までの長い車道はとても急坂で、車でもあまり通りたくない道でした。3時過ぎに無事駅に着き解散しました。今回見所一杯の花見山行になり大満足でした。残念ながら大西さんは一緒ではありませんでしたが、大西さんの提案された山行を充分味わわせていただきました。サブリーダーの櫛部さんに大変お世話になりました。有難うございます。

八丈岩に登る
獅子窟寺(真言宗)

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