例会報告 愛宕山(八丁尾根~つつじ尾根)   記K・S

【山行日】 2022年9月8日(木) 

【天 候】 曇り 

【参加者】女性2名、男性1名、計3名

【コースタイム】清滝8:46~八丁山登り口9:15~八丁山10:05~サカサマ峠11:30(昼食休憩20分)~愛宕神社12:45着~13:05発~荒神峠14:15~JR保津峡駅15:30到着・解散

【山行報告】今回の平日山行愛宕山ははトレーニングも兼ねて八丁尾根から愛宕山、下山はツツジ尾根を歩きました。天気は午後から雨予報。様子を見て表参道下山になることを確認して出発。清滝から堂承川に沿って登りの舗装道を30分ほど歩くと八丁山登り口です。

登り口の表示には八丁山35分と書かれています。山頂473m。何度も登っている急登、暑い時期には避けたい急登で、かなりハードな登りです。途中休憩をいれよういとしても、登り始めから尾根に出るまで平たんな場所がないくらい急斜面の連続。しかも何ヶ所か雨で流れて道幅が狭かったりするので慎重に足を運ぶ。

 限られた休憩場所で一息つき、噴き出る汗をぬぐいながら50分ほど登って尾根道に到着。「激登りはこれで終わりですか?」とSさん、登り口の表示の「山頂まで35分とはどういう意味、トレランか!」と突っ込みたくなる八丁山への急登でした。 

尾根道に出て少し進むと八丁山(473m)到着。頂上のやかんで知られた八丁山、展望は全くないのですが、ここから歩く尾根道はアップダウンも少なく樹林帯の中を気持ちよく歩きます。歩きやすくメンバーの表情も曇り空の下でも明るくなります。

愛宕山を左手に見ながら、時折風も吹き、軽快な歩きで、梨木谷との分岐から右手に進んで最後の急坂を登ります。途中急斜面の大きな倒木には悪戦苦闘、潜り込みながらくぐって斜面を登りきり、ようやく高雄からの舗装道路に出てホッとします。京都の街並みが見えて一息つきます。

サカサマ峠には11時30分に到着。途中霧雨の雨粒が顔にあたり愛宕山にはガスが掛って来て、いよいよ雨かと心配しましたがすぐに止んだのでとりあえず急いで昼食休憩に入りました。

 

雨を覚悟していたのですが、休憩を取っているとなんと一瞬日が差してきたのでびっくり「3人の日頃の行いの現れちゃう」「晴れ女、晴れ男や」とテンションを上げていた3人でした。

昼食後は愛宕神社への裏参道を進みますが、いつ雨が降るかと心配しながら愛宕神社に向かいます。愛宕神社に2人が参拝し、休憩所で合流、その後、天気も持ちそうなので予定通りツツジ尾根を下りることにして、荒神峠までの激下りを経て保津峡駅には15時30分到着。解散しました。

解散後JRから下りたらポツポツと雨が降り出し、その後豪雨に、奇跡のような天気の中での山行、晴れ男、晴れ女のパワーが効いたのか効かなかったのか?

例会報告 愛宕山(八丁尾根~つつじ尾根)    記K・S

【山行日】 2022年9月8日(木)

【天 候】 曇り

【参加者】 女性2名、男性1名、計3名

【コースタイム】清滝8:46~八丁山登り口9:15~八丁山10:05~サカサマ峠11:30(昼食休憩20分)~愛宕神社12:45着~13:05発~荒神峠14:15~JR保津峡駅15:30到着・解散

【山行報告】今回の平日山行愛宕山ははトレーニングも兼ねて八丁尾根から愛宕山、下山はツツジ尾根を歩きました。天気は午後から雨予報。様子を見て表参道下山になることを確認して出発。清滝から堂承川に沿って登りの舗装道を30分ほど歩くと八丁山登り口です。登り口の表示には八丁山35分と書かれています。山頂473m。

何度も登っている急登、暑い時期には避けたい急登で、かなりハードな登りです。途中休憩をいれよういとしても、登り始めから尾根に出るまで平たんな場所がないくらい急斜面の連続。しかも何ヶ所か雨で流れて道幅が狭かったりするので慎重に足を運ぶ。

 限られた休憩場所で一息つき、噴き出る汗をぬぐいながら50分ほど登って尾根道に到着。激登りはこれで終わりですか?」とSさん、登り口の表示の「山頂まで35分とはどういう意味、トレランか!」と突っ込みたくなる八丁山への急登でした。

尾根道に出て少し進むと八丁山(473m)到着。頂上のやかんで知られた八丁山、展望は全くないのですが、ここから歩く尾根道はアップダウンも少なく樹林帯の中を気持ちよく歩きます。歩きやすくメンバーの表情も曇り空の下でも明るくなります。

愛宕山を左手に見ながら、時折風も吹き、軽快な歩きで、梨木谷との分岐から右手に進んで最後の急坂を登ります。途中急斜面の大きな倒木には悪戦苦闘、潜り込みながらくぐって斜面を登りきり、ようやく高雄からの舗装道路に出てホッとします。京都の街並みが見えて一息つきます。

例会報告 霊仙山    記M・J

【山行日】 2022年9月4日(日)

【天 候】 晴れ

【参加者】 女性3名、男性2名、計5名

【コースタイム】醒ヶ井駅8:30=養鱒場8:50~登山口9:50~汗拭峠10:20~経塚山12:40~霊仙山13:05~経塚山13:30~汗拭峠14:50~登山口15:15~養鱒場16:15=米原駅16:45

【山行報告】数日前から沖縄方面に大型台風が発生し、その影響で天候が定まらず、前日まで心配し、最終てんくらはAになり行ける!となりました。

樹林帯からやっと石灰岩台地へ着きました。

JRと乗合タクシーで養鱒場へ。一般車はここまでなのでこの後舗装された林道を1時間歩きます。南風と湿度が高く汗が噴き出てきます。登山口から山の中へ入って行き、廃村の石垣跡を進み汗拭峠で休憩です。ここから経塚山まで樹林帯の登りが続きます。朝が早かったことと蒸し暑さでペースダウンし、こまめに休憩を取り水分と食料補給を繰り返して、とことんバテないよう、各自気をつけました。苦しい登りに耐え稜線に出ると別世界の石灰岩台地で、山頂尾根は大小の石灰岩が散らばっています。眼下には長浜の街、湖北の山、琵琶湖が見えます。夏空で白雲があり、風が吹いて気持ちいいです。経塚山から、2人待機でリュックをデポして比較的若手?3人で山頂まで登りました。

霊仙山山頂

鈴鹿の山並が遠方まで続いています。昼食休憩を取ることなく下山を開始です。15時から強風と雨の予報でしたが、天気は崩れることなく、東の空には入道雲が発達していました。雨の心配もなく、ずーっと晴れた山道を調子よく、滑らないように慎重に下って汗拭峠に着きました。

ここで迎えのタクシー を電話で予約しました。樹林帯での15時はだいぶ暗く感じます。後ひとがんばりです。苔で滑りやすい林道を1時間歩き、予定どおりに養鱒場まで無事に下りてきました。  以前から憧れていた霊仙山へ登ることができました。天気にも恵まれ景色が一望できて最高でした。遠い山なので朝早くから大変ですが、登りがいのある山で頂上の広々とした景色が気にいりました。登山はやはり晴れた日に限ります。また登りたい!と思えた山行でした。お疲れ様でした。

例会報告 六甲全山縦走➀  記K・S

【山行日】 2022年8月28日(日)

【天 候】 晴れ

【参加者】 女性7名、男性3名、計10名

コースタイム】須磨浦公園駅発9:05~旗振山9:42~鉄拐山10:00~栂尾山11:00~横尾山11:30~須磨アルプス馬の背11:50~東山12:10着(昼休憩35分)12:45発~妙法寺13:15~高取山西峰14:15~高取山14:30~鵯越駅15:55着・解散

【山行報告】六甲全山縦走3分割の一回目。前日は雨で蒸し暑さを覚悟の例会でしたが、朝から天気も良く、湿度も低くなってきて時折吹く風がありがたい山行の始まりです、といっても瀬戸内海が目の前でほぼ海抜0mからスタートです。最初の旗振山(正味252m)に向かう石段は急で一気に汗をかきながら体が慣れていないので息を切らし旗振山展望台に到着、流石に茶店もある展望台です。明石海峡大橋や瀬戸内海が一望できて登りがいはがありました。

余裕の鉄拐山頂上

次の鉄拐山までは道幅も広く湯ゆるやかな登りで、木影の中を気持ちよく歩き、鉄拐山手前の急斜面も全員余裕でした。3座目鉄拐山で元気なうちに先ず記念写真。

全山縦走路には休憩場所がたくさんあります。鉄拐山から見晴らしの良い高倉台にはおらが茶屋があり、ビール500円、コーヒーセットの看板、茶屋というよりカフェの様な雰囲気で、次に観光で来た時は寄りたいところです。

旗振山、鉄招山、明石大橋

高倉台に下りて住宅街を抜けて栂尾山登り口へ向かいます。風も吹いて気持ちの良いウオーキングでしたが、待っていたのは六甲縦走路最長?急角度の階段です。340段「なんでこんな急階段つくったのやろ、狭いし長いし、全山縦走の時長い行列になるで」と言いながら。鉄拐山から降りてきたその分のまた登り返し、結構こたえます。

340段、一歩一歩を楽しみながら

最後に頂上手前の急斜面があり、またまた息を切らして栂尾山展望台に到着。栂尾山には立派な?展望櫓台がありましたが、櫓にはリーダー以外登らず、ベンチからでも歩いてきた高倉台の街並みや明石海峡大橋、アップダウンの3つの山を皆さん感慨深く見られておりました。

須磨アルプス 馬の背

続く横尾山でお昼休憩の予定でしたが、皆さん元気なので馬の背を越えて次の東山に変更、もうひと踏ん張りすることになりました。横尾山からの下りは急斜面には鎖やロープが張ってあり、須磨アルプスの雰囲気が出てきて急坂を下るといよいよ須磨アルプスの核心部、馬の背です。

狭い岩場の尾根沿いの道を進みます。馬の背は六甲の有名な岩稜コースのひとつです。短い区間ですが三点支持での登りもあり、岩稜歩きの雰囲気、おもしろさを味わいながら通過しました。

須磨アルプスは初めての方もおられて、ちょっとスリルのある  馬の背が歩けて、集合写真、皆さん笑顔満足顔ですね。次のピークの東山でお昼休憩をとり、午後はザックも軽くなり軽快に下山。本日最後の高取山へ向かいます。

高取山登山口からは等高線の詰まった登り道。風もなくなり、日差しも強く、汗が流れます。ペースを落とし40分ほどで高取山西峰の荒熊神社に到着しました。三角点がある西峰頂上は「希望者だけでピストンでいきますか」と声を掛けましたが、なんと全員展望台まで登ることに、元気、疲れ知らず?の皆さんでした。

本日の最高峰高取山(328m)には14時30分到着。空気が澄んでいて頂上にある高取神社からは大阪、神戸の街や遠く生駒山、淡路島、行きかう船舶もくっきり見えて、お疲れ様のご褒美を頂きました。ゆっくり高取神社からの展望を楽しんで再び全山縦走路に戻り、参道を下ります。月見茶屋などもあり昔の風情が残っていました。

高取山からの神戸・大阪の町並み

山から住宅街に下り鵯越駅まで約3㎞ほどを「暑い。爽やかな風はどこに行ったの」と言いながら、最後は皆さん自販機で冷たい飲み物を購入しながら無事駅に到着しました。

回の六甲全山縦走➀では、300m前後の8つの山の大小のアップダウンの繰り返しで、延べ標高は1,000mありました。須磨アルプスが初めての方もおられて楽しんでもらえたようです。街中の歩きは暑くて疲れも出てきましたが、計画時間通り終えることができました。全山縦走を目指している登山者の方ともたくさん出会い、各自頑張らなあかんと思われたかは分かりませんが、皆さん元気に歩き切きれて良かったです。

今回も先頭を順番にお願いして(N・Kさん、Sさん、Kさん、Mさん、Nさんの皆さん)それぞれのペース配分で歩いて頂いて予定通りの時間で下山できました。皆さんありがとうございました。

個人山行報告 敦賀三山『岩篭山(765.2m)/市橋コース』記I・H

【行先】 ; 福井県敦賀市『岩篭山(765.2m)』 【地図】 ; 1/25000「敦賀」 

【日時】 ; 8月27日(土)   【天候】 ; 曇り  【山行者】 I・H

【山行目的】 ; ・敦賀三山の一つ『岩籠山』登山を楽しむ・沢沿いで変化に富んだ“市橋コース”で、涼しく夏の山を楽しむ。

 

【コースタイム】 ・宇治(7;05)=<自動車>=市橋登山口P(9;07-9;27)==第一堰堤(10;27)=
夕暮山分岐(11;48)==インディアン平原(12;25-38)==『岩篭山/△765.2m』(12;50-13;18)==夕暮山分岐(13;34)==第一堰堤(14;45)==市橋登山口P(15;22-53)=<自動車>=(18;30)宇治

・歩行時間;5時間55分,歩行距離;7.8㎞,累積登高;765m,(YAMAPデータによる)

【報告と感想】岩篭山は、野坂岳、西方ヶ岳と合せて“敦賀三山”と呼ばれ、その中でも山頂の展望、インディアン平原と呼ばれる笹原に奇岩が立つ面白い景観、変化に富んだコース等で人気の山です。登山道は、今日紹介する“市橋コース”、最近良く使われる“駄口コース”、山集落から登るコースと、いろいろなコースが設定されています。今回は、沢沿いで涼しかろうと“市橋コース”を楽しんで来ましたので報告します

湖西道路からR161号を行き、国境の峠を下っていくと駄口です。ここには“駄口コース”の登山口があります。道路の右手に駐車場があって10台ほど駐まっていました。ここを過ぎてR8に入ってすぐに市橋の信号があり、ここを左に入ります。細いギリギオリ1車線の道を辿ると右手に17-18台ほど入れる駐車場があって、既に10台ほど駐まっています。

早々に出発準備を整え、会に入山連絡を入れて出発。初めは林道のような広い道を進み、林の中に入って尚も進むと山道になります。川の流れの音を左下に聞きながら、山道をしばらく行くと一番目の徒渉点です。この徒渉点は水量が多く、飛び石伝いに対岸に渡ります。このあと、道は流れの右岸から左岸、また右岸にと何回か徒渉をしながら進むと、一番目の堰堤にでます。ここからは何個か堰堤が出て来ますが、石積みで結構古いようでまわりの風景に溶け込んでいます。

早々に出発準備を整え、会に入山連絡を入れて出発。初めは林道のような広い道を進み、林の中に入って尚も進むと山道になります。川の流れの音を左下に聞きながら、山道をしばらく行くと一番目の徒渉点です。この徒渉点は水量が多く、飛び石伝いに対岸に渡ります。このあと、道は流れの右岸から左岸、また右岸にと何回か徒渉をしながら進むと、一番目の堰堤にでます。ここからは何個か堰堤が出て来ますが、石積みで結構古いようでまわりの風景に溶け込んでいます。

大きな木の多いブナ林で気持ちの良い所で、夏でも涼しい絶好の休憩ポイントです。

登山道はブナ林の中、尾根の南斜面に着いています。少しのアップダウンをしながら辿ると、林が切れて草の中を進むとすぐに左手に山頂への入口があります。私はスルーしてこのまま進み、インディアン平原に向います。笹原の中を緩やかに下るとインディアン平原です。笹原の中に大きな奇岩があちこちに見えます。平原の奥まった最も高い所に着きます。ここは絶好の昼食ポイントです。岩籠山の山頂が見え、何人かが休んでいます。また敦賀湾がよく見えます。私もここで昼食。天気は曇り空でスッキリしませんが、貸切り状態で食事も美味しいです。

お昼を終え、山頂に向います。少し登り返すと展望抜群の「岩籠山」山頂です。先行のグループも下山に向い、山頂も独り占めです。ここでも改めてコーヒーを楽しみます。ここからのインディアン平原の眺めは楽しいのですが、空模様が怪しいので、早々に切上げて下山に向いました。ブナ林から急斜面の下りをトットと下ります。沢の流れが出て来ると、徒渉とルートファンインディングの始まりです。対岸のルートやテープを探して沢を渡り、また渡り返しとルートファンインディングを楽しみながら下ります。途中で細かい雨が降って、上だけカッパ着用。しかし20分で止み、水量が増えるほどもなくて良かったです。

程なく第1堰堤に着く。ここまで来ると水量は多くなりますが徒渉箇所は限られ、登山道もしっかりしていますのでヤレヤレです。最後の徒渉を終えて、坦々とした登山道を下り駐車場へ帰り着きました。私が着いたときに、最後の車が出て行き、私が最終下山者でした。今日は天候がもう一つでしたが、変化に飛んだコースの歩き、奇麗なブナ林、山頂からの展望、インディアン平原の景観等、楽しい山行でした。最後の急登では一気に登れない等、体力の低下を実感しましたが、久し振りの岩籠山市橋コースを楽しめて良かったです。暑い夏には、結構涼しく楽しめますし、これから秋も紅葉や展望が楽しいコースです。
これからの山行企画の参考になれば幸いです。