個人山行報告 塩見岳    記M・S

【山行日】9月27日(火)~30日(金)

【参加者】女子4名

【コースタイム】

9月27日 鳥倉林道駐車場14:10~三伏峠小屋18:05

9月28日 小屋6:00~三伏山6:20~塩見小屋10:30~塩見岳~塩見小屋12:30

9月29日 小屋6:10~三伏峠小屋10:00~鳥倉林道駐車場13:30~鹿温泉

9月30日  温泉==京都

【山行報告】

9/27  高速入口から渋滞していました。高速道路集中リニュウアルの為に半分以上片道車線か対面通行で到着予定時間が遅れていきます。おまけに小牧ジャンクションで間違えて東名に入ったもので12時到着予定が14時になってしまいました。小屋に遅れる聯絡をして出発。林道から登山口に入った途端に急登です。尾根に上がると「三伏峠小屋まで2時間」の看板が有りました。現時間は16時、ここで相談です。私たちの足では18時過ぎるかもしれない、最後はヘッドランプのお世話になると思える。引き返すのならここから、これ以上進んで引き返すと小屋に連絡が遅くなりすぎるけど、どうする?二人とも進むことを希望、トラバース道にかかる木の橋は傾いていてボロボロで危なかっしい、気は焦るけど落ち着いて、慎重に。30分毎に休憩を入れて進みました。日が暮れて薄暗くなってきたので目を慣らすために早い目にヘッドランプ着けて歩くと(小屋まで200歩)の看板が有り、まもなく小屋の明かりが見えてきました。

9/28  小屋からは樹林帯の中を歩きます。アップダウンを繰り返して小屋に早く、10時半に到着しました。小屋の手続きを済まして、小屋に荷物を置き、水と雨具、貴重品だけを持って塩見岳に向かいました。山頂は岩場だと思っていてけど中々岩場が現れません。岩場が出てくると鎖の連続でスリルの有る山頂でした。

9/29  塩見小屋からは来た道でスムーズに降りました。塩見岳は初日からガスっていて中々姿を見せてくれません。振り返り振り返り見ましたが諦めました。ボロボロの橋、下りは恐る恐るだけれども無事に通過、雨が降っていたり、濡れていたりしてなくてよかった。帰りに泊まって鹿塩温泉、お湯が塩辛くて温泉を煮詰めて作った塩が特産物です。鄙びた静かな宿で秘湯の宿だそうで良かった。地元の料理も美味しかってけど蜂の子は苦手でした。

9/30  宿でゆっくりして出発。道の駅で温泉の塩を買いました。帰りもリニューアル渋滞していました。

例会報告 六甲全山縦走②     記K・S

【山行日】 2022年9月25日(日)

【天候】 晴れ 

【参加者】 女性5名、団競り4名、計9名

【コースタイム】鵯越駅8:40発~石井ダム登山口9:15~菊水山9:55着・10:20発~ 鍋蓋山11:40着(昼休憩35分)12:15発~摩耶山15:35~掬星台15:40~摩耶別山16:00~記念碑台17:40~六甲ケーブル山上駅17:55着・解散

【山行報告】六甲全山縦走3分割の2回目。朝から快晴の山行日和です。長丁場ですが気温も朝は低めで気持ちよく歩けることを期待して、前回の続きの鵯越駅から登山開始です。

六甲全山縦走路は昔は総距離50km超えるとされていましたが、最近の測量では47Km位らしいです。今回の縦走コース3分割の2回目はその中でも距離は公式約17㎞と長く、登り累積標高差は1600mあります。登りがい歩きがいと覚悟と根性がいるコースです。出発前から数人の方から「行けるやろか心配」「摩耶山でロープウエイ使ってでも下りられますよね?」など消極的な訴えもありましたが、リーダーから「歩く前から弱気は却下!」と優しく?励ましの言葉をかけられ、気持ちを切り替え歩き始めます。一つ目のピーク菊水山の登り口まで30分ほどはアスファルト道で、皆さん余裕の歩きでしたが、登山口からの登りは急登の階段が待っていました。

菊水や展望台から望む旗振山と鉄拐山

延々と続く階段、日差しも強くなってきて、水分補給休憩を何度も挟みますが、いきなり急登なので疲れも汗も遠慮がありません。「菊水山は、まだ一座目やけどきついわ!」と言いながら登り40分。ようやく林の中を抜けて視界が広がり、菊水山山頂(458m)に到着です。登り口から頂上までの高低差は300m程でしたが、ほぼ急階段、お疲れ様顔での登頂でした。

 

一息ついて余裕の菊水山頂上

山頂は風もあり、菊水山と書かれた立派な石碑もあって展望台からは瀬戸内海や前回①で登った旗振り山や鉄拐様などの山々が見えて、休憩ベンチで気持ちよく一息つけました。広い山頂では大勢の登山者やグループ、草原には自然保護観察の人達なのか大きな虫網を振り回している人たちもいてにぎやかでした。元気な高校生に集合写真を撮ってもらって次のピーク鍋蓋山へ向かいました。

急な鍋蓋山への登りが続きます

菊水山から急坂を下り天王吊橋に到着。続いて下った分の登り返し、ここからまた急登、菊水までの階段ほどではないけれどしっかり急登です。 途中、メンバーの一人が体調不良でペースを落とし、何度か休憩を入れましたが 鍋蓋山には予定よいち早く頂上に着きました。

鍋蓋山山頂は広くて眺めも良く、ベンチやテーブルもあって大勢の人でしたがゆっくり昼食休憩をとれました。ここも次々に登って来られるトレランや全山縦走の練習のグループがお賑やかな鍋蓋山山頂でした。快晴の山頂で撮影。

快晴で気持ちの意鍋山山頂

次のポイント大龍寺までは下り基調なので余裕の歩きです。縦走コースにそって再度越を通り大龍寺山門に到着。山門前の自販機で飲み物補給休憩をとり、市ケ原まではしばらく舗装道です。この辺りは青モミジが茂っていて「紅葉の時は見ごたえがある道やね」と余裕の会話が弾みます。市ケ原は布引の滝からのハイキングコースとの合流地点で、日曜日とあって大勢の人でごった返していました。川遊びの家族連れグループも多かったです。

ここからまたまた登りです。今回のコースで一番きつい登り坂の稲妻坂は高低差300mほど、その次の天狗道が200mほどの高低差。昔に比べたら整備されていて時々岩場を登る箇所もありますが、歩きやすくなっています。摩耶山三角点にはペースを少し落としていたので希望者だけ立ち寄り、掬星台には15時40分到着。ここで不調の1名とサポートをして頂くYさんはロープウエイで下山されて、残り7名で続きを歩くことにしました。掬星台から摩耶別山、アゴニー坂に向かいます。

掬星台展望台から望む神戸の街並み

アゴニー坂の石ゴロのザレ場の下りは疲れも出てきて思っていた以上に長く感じます。舗装道路に出ると下り基調でホッとしながら、道路から登山道に入るとそれほどの登りではないのですが、皆さんお疲れで会話も少なくなります。

午後4時半を過ぎ「日暮れが早くなってきたね」と話しているうちに三国岩、そしてダイヤモンドポイントの案内看板まで到着。別荘地帯をぬけるころには5時を過ぎ「6時のケーブルに乗るのは無理かなあ」と言いながらも無心に歩くメンバーです。記念碑台では5時40分。見事に17時55分ケーブル駅に到着!18時のケーブルで下山できました。

メンバーの体調不良のアクシデントはありましたが、当初のケーブル時刻より20分ほどの遅れで到着出来て良かったです。約17㎞、高低差累計1,600m全山縦走②皆さんよく歩かれました。お疲れ様でした。今回も先頭を順番にお願いして、気持ちよく歩けました。ありがとうございました。

   

例会報告 飯盛山    記S・W

天 気:晴れ

参加者:女性8名

コースタイムJR四条畷駅9:30~四條畷神社9:50-10:00~頂上11:10-11:20 ~楠公寺~シュス蘭見学~桜池(12:20-12:55)~野崎観音(14:10)

【山行報告】飯盛山も複数回になるので、今回は階段でないコースを上ることにしました。林の中を上っていくと割と楽に上っていけます。今は整備が進み頂上の展望台には新しい案内板があり、あれがハルカスだのどこそこだと盛り上がっていました。

四条畷神社の階段
シュス欄生息地
シュス欄
桜池の床の上

楠公寺に寄った後は一路シュス蘭生息地へ。下見に行ったとき「シュス蘭のあるところ、ご存じないですか?」と通りすがりの年配の方に尋ねたとき、その方は本当に教えたくないという顔をされました。荒されたくないという気持ちはよくわかるので、私達も大切に守っていきたいと思います。シュス蘭の見学の後は桜池の水の上に作られたゆかの上でお昼にしました。池に落ちたら怖いので土手側に土手を背にして静かな池と空を楽しみながらの食事タイムです。食事の後は野崎観音目指して帰路につきました。少し暑かった日ですが、気持ちのよい山行でした。

個人山行報告 日本100名山第80座目 平ケ岳2141m   記K・A

【山行日】9月14日(水)

【山行報告】標準ルートだと往復14時間程かかるが、銀山平温泉の民宿旅館に宿泊すると往復6時間程で登れる特別ルートの登山口まで送迎してくれる。 各旅館や民宿のホームページで送迎可能な日が掲載されている土日は全て満杯、4日前に電話したのですがたまたま9月14日水曜日に運行があり募集中になっていると言う事なので早速に申し込んだ、奇跡的な偶然で予約が取れた。私が宿泊したのは湖山荘と言うかなりしっかりした旅館で部屋も14畳くらいある立派な部屋でした、晩御飯もとてもしっかりした料理でびっくりです。

1人宿泊なのもありましたが14500円で送迎と朝食替わりのおにぎり+たっぷりの味の濃いおかず(登山者の気持ちを良く理解されている)でした。朝4時旅館出発、5時15分頃登山口到着、帰りは12時30分集合14時ちょっと前に旅館につきました。

登山は最初90分くらいひたすら登りその後木道が30分くらいで頂上と言うそんな感じです。頂上前の展望はとても良いです、2000m以上にある沼地もとても綺麗で気持ちいいです。きつかった登りは下りでもかなりしんどい下りとなりました、ダブルストックがとても有効でした。

例会報告 松尾山(382m)&烏ヶ岳(398m)・嵐山          記T・T

【山行日】 2022年9月14日(水)

【天 候】 晴れ

【参加者】 女性7名、男性2名、計9名 

 

【コースタイム】苔寺前バス停(9:15発)~四ツ辻(10:40)~嵐山山頂(11:35~12:10)~烏ヶ岳(12:55)~松尾山(14:05)~嵐山(15:15着)

【山行報告】京都バスの停留所で全員集まり自己紹介の後出発する。京都トレイルの入り口を通り過ぎ林道を奥に進む。一の橋の所に新しい木のベンチが有り、そのベンチを作った方と会い、進められてそこから登り始める。谷沿いの道は整備されていて、ロープを掴んだり木橋を渡ったりしながら登って行くと、一本杉の休憩所に出る。そこから斜面を登り京都トレイル38番に出て四ツ辻に行く。

松尾山山頂に向かう途中で烏ヶ岳への分岐に出る。分岐からは小さなアップダウンがあるが、なだらかで歩き良い尾根道がずっと続いている。変化に乏しい道を歩いていると右側の木に小さな絵の標識がぶら下がっている。横のザレた急坂の道を登って行くと、嵐山山頂の展望の無い雑木林の中の小広場に着き、そこで昼食にする。

充分休んでから烏ヶ岳へ向かう。途中でピンクのテープにつられて藪々の林の中の踏み跡を木の枝をかき分けて進むと、元の尾根道に降りた。一つ手前の小ピークに寄り道をしてしまっていた。その先の烏ヶ岳への登りも手前から登ってしまい、藪の悪路へ取りついてしまい、やっと山頂に到着する。

林の中で見晴らしもないので、休憩の後山頂横の最短コースで降りて、尾根道を引き返す。嵐山も烏ヶ岳も展望のない山頂だったので、眺めの良い小さなピークに寄り道をして、嵯峨の景色を楽しむ。尾根道に戻り、トレイルの松尾山を巡る道に合流して山頂に登り、渡月橋を眺めた後、朝通った四ツ辻に戻る。

嵐山への下山路は広いが浮き石が多く、足元に注意しながら全員無事下山しました。

最高気温35℃と暑い日で、色々余分に歩いたので汗まみれになりました。皆さん、お疲れ様でした。