個人山行報告  「 ハ ラ イ ド 」

2020.11.11(水) 晴

( 参加者 ) 7人 女性5名、男性2名

( コースタイム )朝明渓谷駐車場9:10→根の平・ブナ清水登山口9:20→根の平峠分岐10:29→ブナ清水11:10~11:50→ハライド・伊勢谷分岐12:33→キノコ岩12:53→腰越峠13:46→ハライドp903 14:16→林道15:10→ 駐車場15:22

( 報告 O ) 清水五条7:10===菰野出口で高速道路を出る。平日なのに朝明駐車場は既に多くの車で塞がっていた。舗装道路を西へ進む途中ハライド登山口標識があるが、これはハライドから下山した時の場所。更に3分歩いて、根の平ブナ清水標識から橋を渡る。伊勢谷から根の平峠分岐までは一般道で渓谷の紅葉が逆光で美しい。根の平分岐でコンパスを合わして南方向をしばらく進み次第に東方向となる。ルートファインディング、落葉で分かりにくくなっているふみあとではあるが所々リボンもあって安心する。次第に苔むした岩が出てくると、ブナ清水は近い。ブナ紅葉は落葉せず耐えてくれていた。風もなく陽も暖かい場所でランチとする。ハライドへは南東尾根を進むが、尾根取り付きに標識がある。それを確認して登っていく。ここも稜線に着くまでは要注意。やがて左に釈迦ヶ岳がドーンと姿を現すと御池岳・霊仙山も見渡せた。稜線分岐をきのこ岩へと右に、大西以外全員岩に登る。大岩は登るよりは下りる方が難しい。引き返して先程の分岐を過ぎると御在所岳が見えてくる。腰越峠へは左側崖、急下降なので前の人と間隔をあけて一歩一歩慎重に。峠に下りて一息つき一旦緊張がとける。続けてハライドへの岩を登る。急登だがこれは短時間、間もなく山頂に到着。強風なので展望後下山とする。下山コースも紅葉黄葉と岩の景色も美しかった。お天気に恵まれて季節もタイムリーで最高の山行日となりました。ここはアカヤシオ(4月)・シロヤシオ(5月)も山を飾るということなので、その季節にも行きたいですね。

キノコ岩本体は人の後ろにあり見えていない。岩から降りる方が難しい。

例会報告 金勝アルプス・天狗岩  報告K・S

【山行日】 2020年11月8日(日)

【天候】 晴れ 

【参加者】女性6名、男性4名、合計10名

【コースタイム】上桐生駐車場 9:32~落ヶ滝10:04~天狗岳下11:25着(天狗岩登頂後 昼休憩30分)12:20出発~耳岩12:35~狛坂摩崖仏13:20~分岐13:40~上桐生駐車場14:45到着 15時30分バス乗車解散

全員集合
落ヶ滝
滑りやすい岩でした・・
天狗岩頂上までもうすこし・・
天狗岩から東側
天狗岩・登ったよ・・
振り返ってみる天狗岩
見事な紅葉でした・・

山行報告】日曜日で好天ということで草津駅からのバスはほぼ満員状態で上桐生の駐車場も多くの車が停まっていて、トレランをされる集団もおられたり、紅葉シーズン真っ盛りの金勝アルプスだ。多くの人たちと御一緒することになるのかな、と思いながら登山口へ向かった。今回は天狗岩への落ヶ滝線をコースにとる。途中に岩場があったり、ロープや鎖を使う箇所もあり、金勝アルプスの特徴でもある花崗岩の奇岩もたくさん見られる人気のコースだ。登山口から山道に入った辺りは紅葉はぼちぼちだが登ると進んでそうで期待しながら先に進む。登山道に入ると前日の雨の影響でいくつも小さな渡渉が続き、登山道が浅い川になっているところもあり、靴を濡らしながら落ヶ滝へ向かう。落ヶ滝の分岐でもしっかり渡渉で、滑りやすい岩だが足掛かりにしながら思い切って超える。滝への狭い道を進むとシダに囲まれた滑りやすい道が暫く続くが5分ほどで落ヶ滝に到着した。大きな岩の間から落ちる美しい滝で、水量も多く見ごたえがあるが、かなりの人、グループも次々とやってくるので、滝下に近づくのは諦め休む間もなく元の道へ戻ることにする。花崗岩の滑りやすい急坂個所をいくつか登って、大きな一枚岩が現れる。ロープもあり各自注意しながら楽しんで登った。鶏冠山からの北峰縦走線への合流点を過ぎると沢歩きはなくなり、その先は稜線に沿ってゆっくり登りとなる。少しづつごつごつした花崗岩の岩場もあり変化があり、小さなピークをいくつか超えると展望が開けてきて気持ちがよい。湖南の町や琵琶湖がきれいに見え、遠くに比叡山も霞ながら望むことが出来た。さらに進むと奇岩の石門岩が現れ金勝アルプスらしくなってきた。この辺りの岩場に登ると展望がよく周りの山々の紅葉がとてもきれいだ。風化した花崗岩の横のアップダウンはよく滑るがお助けロープがあったり、さらに進むと目指す天狗岩が見えてくるビュースポットにつく。天狗岩の上には人影が見え、手を振ってあげると向こうも答えてくれて楽しい出会い?の山歩きだ。11時25分天狗岩下の休憩場所に到着。かなりの人がおられてリュックを置く場所を見つけるのも難儀するくらいだった。そこから天狗岩へは一本の太いロープを使て登ることになるが、下山してくる人と交互に使うことになる。ちょうど大勢いの子どもたちが降りてくるので「家族連れも楽しめるコースやな」と話しながら順番を待つ。ザックはMさんがみてくれるとのことでお願いして、空身で9名が天狗岩のてっぺんを目指す。鎖があったり、よく滑る花崗岩の溝の間をちょっと苦労しながら無事9名天狗岩の頂に着いた。 頂上では360℃の大展望が味わえて大満足できた。が、天狗岩の上はそれなりの広さはあるが大勢の先客がいて、中には食事をとっている人もいる。そこに我々も含めて(笑い)どんどん登ってくるので、こんなところで過密状態?にと思いながら。短時間眺めを楽しんで、部外者も写ってしまう記念撮影をし、々に下りることにする。天狗岩から降りてお昼休憩。その後が耳岩に向かう。途中で先ほど登った天狗岩が眺められる場所があって、改めて天狗岩の全貌を見ることが出来て良かった15分ほどで耳岩に着いた。大きな岩が縦に並び立つ。両耳が重なって見えるから耳岩なのか由来は不明だ。何人かで巨岩のてっぺんを目指すが足場が分かりにくく、探しながら登ったので面白い岩登りだった。 上からは金勝アルプスの真下を貫く新名神の道が西に伸びるのが眼下に見えた。下山は様々な奇岩を見ながら、狛坂摩崖仏、逆さ観音にお参りし、色づき始めた南谷林道を通ってオランダ堰堤横の赤く染まった紅葉を写真に収めて、14時45分上桐生駐車場に到着し解散をした。今回、人は多かったが、展望もよく登山道も変化を味わえるところなので、季節を変えて別ルートも味わってみたいと思いながら帰路に着いた。

山行報告 天ヶ岳報告  記:M・S

日時   11月3日(火、祝)

天気  晴れ

参加者:女性4名、男性8名、合計12名

コースタイム:鞍馬9:30~薬王坂9:50~戸谷峰(525.2m)10:50~三又峯11:23~天ヶ岳12:20~寂光院道~焼杉山分岐13:40~寂光院14:40

天ヶ岳山頂
さぁ~、出発しますよ・・・
秋の気配の北山
落ち葉を踏みしめて下山です

【山行報告】叡電は土砂崩れのため市原までです。市原から京都バスに乗り換えて鞍馬まで行きました。約30分のロスです。鞍馬から天ヶ岳までは長い登りが続きます。まずは薬王坂まで登ります。天ヶ岳分岐を左に取りゆるやかに登っていくと戸谷峰です。地形図にもエアリアにも地名は載っていず、525.2しか載っていませんが現地では戸谷峰と小さな標識が有りました。ここからは登ったり下ったりと、いくつかのピークが有ります。次のピークは三又峰です。恒例の尾根が三つ有るのを探して次に進みます。山の空気はいつの間にか晩秋です。冷たい風は吹きますが紅葉にはまだ早いようです。ここからは急な坂が続き、ピークも幾つか有ります。前方に空が見えるたびに山頂かなと期待しますがなかなか山頂には着きません。ようやく山頂に到着。ゆっくりと昼食を取りました。山頂から少し下って、Yさんの提案で左に進むと鉄塔の広場が有りました。天ヶ岳はあまり展望が無い山ですが、ここは見晴らしが良く、京都市街が一望できました。寂光院まではひたすら下ります。ただ道はあまり良くなく、ゴロゴロとした石道です。慌てて石に転ばない様に注意して、寂光院まで下りました。寂光院でも紅葉にはまだ早く、一部紅葉という感じです。ヒヤリハット無しでした。大原からバスに乗りましたが満員です。

例会報告 大阪・生駒山 記:Y・T

山行日:11月1日(日)

参加者:女性4名、男性3名、合計7名

コースタイム:近鉄枚岡駅前9:20-10:00展望台-10:30胸突き八丁-10:40なるかわ休憩所-11:00暗闇峠-11:50生駒山頂・昼食12:30-13:15興法寺 ₋14:00近鉄石切駅(解散)

生駒山山頂
ラグビー聖地・花園と阿倍野ハルカス
胸突き八丁
暗峠
生駒山山頂三角点
生駒山古刹

【山行報告】3年ぶりの生駒山です。天気にも恵まれ快適な山行を楽しめました。近鉄枚岡駅前に集合したとき平岡神社に七五三のお参りでしょうか着物を着た可愛らしい子供の姿が目にとまりました。平岡神社を巻いてすぐに階段路で一汗かいて大阪市内が見下ろせる展望台へ。展望台には沢山のハイカーの人で座る場所を探すのに一苦労しました。展望台を抜けて徐々に山道が急登となり胸突き八丁へ。階段状の本路は雨にえぐられ段差が激しく脇に新しい道が踏み込まれていた。胸突八丁を越えるてのんびりと緩やかなアスファルト歩いていると他府県ナンバーの乗用車が走り込んできた。日曜日で天気も良くドライブには最適ですがハイカーが歩くような奥深い中まで車が通ることに少しげんなり。暗峠に出ても石畳の道を車が行きかい情緒がなかった。暗峠を過ぎると山頂まであとわずか。山頂遊園地に入るにはコロナ禍のため検問所が有って検温と手の消毒をチェックされた。遊園地に入るなりあちらこちらから子供たちの声が聞こえてきて登山で山頂を踏んでいることが飛び去って孫と一緒にきたらどの乗り物に乗るかお金はいくらかかるのかそんなことばかり頭に浮かんできた。山頂で行動食を取ってのんびりしていると時間を忘れそうになったがやはり山を降りない事には家に帰れないので後ろ髪を引かれる思いで下山した。下山路は山頂の喧騒から一気に静かになり所々に色づく木々を見ながら降りた。前回の生駒山は季節も冬で遊園地が閉鎖されていて子供たちの声を聴くことが出来なかったが今回は楽しそうな声を聴いて山にきたことを忘れる生駒山でした。