菊水ルンゼ~鍋蓋山    M・J

【日時】 5月15日(日)

【天候】 曇り

【参加者】 女性6名、男性1名、計7名

【コースタイム】鈴蘭台9:00~菊水ルンゼ9:40~菊水山11:50(昼食)~天王吊橋12:50鍋蓋山13:30~七三峠13:50~猩池14:15~諏訪山公園下15:10

【山行報告】例会前3日間雨天が続きルンゼの様子が心配でした。当日は曇り空で涼しい天候でした。どのくらい濡れているのか?岩場の様子がわからない不安がありました。ルンゼとりつきまではスムーズに辿り着きました。やはり結構水が流れています。登り始めは狭い岩場です。滑らないように三点確保で慎重に登っていきます。右に左に足場を考えながら上に向かいます。

2か所補助ロープを設置しました。徐々に高度が上がり、分岐を左に進み尾根に出て菊水山山頂に着きました。無事に登頂できてよかった、みんな静かに喜んでいました。昼食休憩をとり、神戸の景色を眺め、 記念写真を撮りました。元気を取り戻し、荒れた縦走路をどんどん下り天王吊橋から鍋蓋山を登って行きます。

ルンゼ1
ルンゼ2
菊水山山頂

ルンゼの疲れでかなり辛いですががんばりました。鍋蓋山山頂でも神戸の景色を眺め、記念写真を撮りました。ここからは元町方面へ下って行きます。七三峠手前にピンク色のモチツツジの木が並んでいて見事でした。貯水池として作られた猩猩池で新緑に癒されてしばし休憩します。そろそろ膝や腰が痛み出してきました。

鍋蓋山山頂

最後の力を振り絞って再度谷川の川筋に沿って緩やかに下って行きます。この辺りの登山道にはもみじの木がたくさんありました。青紅葉が涼しげで疲れを癒してくれました。民家の跡や朽ちたお堂などを通り、民家や学校が現れ出して、諏訪山公園下に無事に着きました。急に都会に出てしまう、これが六甲山らしさです。三宮までの途中で、少し寄り道してスイーツでエネルギーを補充して帰路につきました。

〈気づいたこと、感想〉

ルンゼ半ばでヘルメットをかぶるのは良くないです。ルンゼ入り口で足場の安定しているところで「ヘルメットをかぶって下さい」と声をかけるべきです。ルンゼ半ばで足場が不安定な所でかぶるのはよくありません。ロープについても同じく、入り口で「使わないかもしれないが用意して下さい」と一言声をかけた方が良いです。

久しぶりの岩登りで濡れている所は滑りやすくて怖かったですが、下りの新緑と花に癒されました。紅葉シーズンも楽しみなルートですね。

岩場を登るのがとても楽しかったです。先に登る人の手や足の置き方を観察して、登ることが出来ました。濡れていて怖いところもありましたが、ドキドキより、ワクワクが勝っていました。

ルンゼの谷筋の岩壁では濡れた岩に苦戦しましたが、ロープを張っていただき安全に登ることができました。一度行ったことのあるコースでしたが、鍋蓋山からの下山途中に青モミジが美しいところがあり、モミジの多さに気づいたり季節で目に映る景色が変わり、新しい発見がありました。また、紅葉の頃に来たいなと思うコースでした。

2021年3月に女性委員会で登ったコースを例会にしました。下見には行かず、前回の記録と記憶を頼りに進みました。前回参加者が3名いたのは心強かったです。ただ標高350mあたりで尾根が現れルンゼは右ルートを進むところ、今回は左のルートから尾根に登りそのまま道なりに菊水山へ着きました。濡れた岩場を怖い思いをして登っていたのでまだ、もうひと頑張りルンゼを進むより、今回のルートも安全登山の面から良かったと捉えています。経験の浅いリーダーでしたが、今回はパーティーの一体感があり、みんなで助け合って無事に登ることができて、本当に良かったです。ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です