例会報告 金剛山(1125m)

【日 時】2019年8月4日(日)        記:S/W

【天 候 晴れ

【参加者】 S(L),女性7名、計8名、一般1名、合計女9人

【コースタイム】

登山口(10:00)~タカハタ道~腰折れの滝(10:30)~山頂(12:45昼食14:00)~伏見峠(15:00)~ロープウエー前バス停(16:00)

報告と感想】                           記:S・W

南海線はあまり皆さんにはなじみがなく、迷われ方もいらっしゃって集合時間が少しずれこんでしまいましたが、無事全員揃い登山口を出発しました。カトラ谷は相変わらず通行禁止で今回もタカハタ道をのぼりました。本当に暑い今年。でもやはり山は涼しくて心地よかったです。沢沿いに歩いて時々沢を渡り途中から木の根道に入ります。少しバテられた方もいらっしゃいましたが、しばらくの休憩ですぐ元気になられました。よかったです

鹿島槍・五竜・唐松 縦走 3泊4日

2019年8月1日~4日
メンバー:T(CL)、S、K

参加者感想

最高の天気予報!!気がかりなのは午後からの雷ぐらい。と高鳴る期待を胸に現地へ向かいました・・・が、お天気良すぎ~。 下界はどんどん気温が上昇していくし、特に初日は昼からの登山開始だったので、扇沢から種池山荘までの登りは暑さとの闘いでした。 それでも、やはりスカッと爽快な空だったので、久しぶりの絶景登山を堪能できました。おかげで帰ってきたらスマホ写真は200枚ぐらいになってました(≧▽≦) (写真は右京HPで!)
ちなみに教訓は、北アルプス三大キレットの八峰キレットより、その後の一般登山道の方がよっぽど危険だということを実感しました。 (T)

 まさかまさかの鹿島槍から五竜縦走。厳しい岩稜歩きの連続と3大キレットと言われる八峰キレットに挑戦するとは。
 昨夏、興味本位で購入していた特集「スリルと展望の岩稜案内」の雑誌ワンダーフォーゲル。 
 開くとしっかり体力度も技術度もそれなりのレベルが必要と掲載してある。八峰キレットの解説ページには、鹿島槍から五竜をつなぐ吊尾根の4キロを指すと書かれてあり、八峰キレットだけではない。
 キレット小屋横の八峰キレットは難所ではあるが、実際は鹿島槍から五竜の間4キロ、連続する鎖場やハシゴが幾つもあり、鎖の無い岩場ではルートファインディングの技術が必要と書かれある。その通りで手ごわかった。
 鎖の無いところはコース取りが分かりにくいし、高度感のある所もかなりあって、「えらいとこに来てしもた、鎖もやけど緊張が切れたら一巻の終わりかも」と何度も頭をよぎりました。 
 南アルプスなどでそれなりに岩場は経験していましたが、今回はレベルが違います。険しい岩稜個所が続いていて、不安定で崩れそうな岩場も無数にありました。 
 トラバース時には何十メートルも下の谷底を見ながら(あまり見てませんが)ルートを探して進む(鎖が無い、これが何十メートルも続く)ので緊張の連続。
 思い出すと何故か楽しくもありましたが、3日目の五竜岳南面のG5やG4の突き出た岩稜斜面のトラバースは、さすがにかなり難しくて、高さもあって緊張個所の連続、危険個所を超えて無事頂上に着いた時は、さすがに喜びと達成感もひとしおでした。
 今回、岩場でたっぷり三点支持や重心移動の技術取得?ができ、多少は岩場歩きの技術向上出来たのではないかと自画自賛。蝶ヶ岳テント泊後、すぐの山行だったので心配もありましたが、これまでとは難易度の違う岩稜歩きの経験をさせてもらい、とても良かったです。
 T・Sの両氏には大変お世話になりました。ありがとうございました。(K)

早朝に滋賀県を出発して扇沢に12時過ぎに到着。扇沢から種池山荘の登りの柏原新道の樹林帯は強烈な気温と湿度でやや脱水症状の兆候が出てグダグダの登りになりました。
 2日目は種池山荘から爺ケ岳を経て鹿島槍ヶ岳へ。その後このルート一番の危険地帯の八峰キレットに突入。
 この日はキレット小屋に宿泊。
 3日目の五竜岳へのトレイルも昨日の八峰キレット以上に険しい岩稜帯が続きます。
 五竜岳から山荘への下りで体調に異変が起きました。
 予想以上の高温と険しい岩稜の連続で軽い熱中症を発症して立ち眩みが頻繁に発症する様になりました。
そういう状況もあって本来は唐松山荘まで行く予定でしたが、情報では唐松山荘のテント場は数が少ない上にかなりの斜面に作られている為にちょっとした移動が大変という事で時間は12時過ぎでまだ早い時間ですが急遽この五竜岳山荘のテント場に今夜は泊る事にしました。
  天候に恵まれ過ぎて今までになくバテバテだった4日間でしたが、最後の下山中の遠見尾根は視界が無ければ全然面白くない尾根ですが、今回は絶景に恵まれてラッキーでした。(S)

北アルプス 蝶ヶ岳

日程 2019.7.26〜28

ルート 上高地〜横尾山荘(泊)〜蝶槍〜蝶ヶ岳ヒュッテ(泊)〜三股

パーティ17名(右京10名、入門教室生徒7名)

今年の右京労山開催の入門教室の修了山行。参加された生徒さん全員、道中無事で下山することができました。 …というよりも一部の人たちは最後まで元気元気で、わーきゃー言いながら…、熊もかなり遠方から私たちのパーティに気づいてくれてたのではないかと思います。台風直撃で残念ながら蝶ヶ岳からの槍穂大パノラマやご来光は臨めませんでしたが、雲やガスの動きが早く、一瞬の絶景に皆さん感動されてました。

登山教室修了山行 蝶ヶ岳山行

山行日:7月26日(金)~28日(日)

天 候:26日・晴、27日・曇り後雨、28日・曇り後晴れ

参加者

 右京:T(CL)、M(SL)、女性6名、男性2名、計10名

受講生:7名、 参加者合計17名

コースタイム   7月26日(金) 京都→横尾 7:32京都発(東本願寺前)~12:05上高地バスターミナル着・12:20上高地発~13:05明神池13:22~14:12徳沢着~15:26横尾山荘着

7月27日(土) 横尾→蝶ヶ岳ヒュッテ 6:35 横尾山荘発~7:23槍見台(写真タイム)~10:52蝶ヶ岳稜線分岐蝶槍と蝶ヶ岳ヒュッテ組とに分かれる11:00稜線分岐~12:00蝶ヶ岳ヒュッテ11:00稜線分岐~11:18蝶槍着~11:36三角点~12:17蝶ヶ岳ヒュッテ着7月28日(日) 蝶ヶ岳ヒュッテ→三股 6:30蝶ヶ岳ヒュッテ発~6:35 蝶ヶ岳山頂着~6:45 蝶ヶ岳山頂発~9:03まめうち平(標高1350m)着~9:18出発~10:00ゴジラの木(休憩、写真タイム)着~10:13ゴジラの木発~10:20力水~10:53三股登山口着~11:05 駐車場着・11:17 駐車場発~12:00 安曇野(ビレッジ安曇野 お風呂、昼食)・13:45出発~14:00休憩(梓川SA)~16:13 休憩(内津峠PA)~18:50頃 京都着

【山行報告】

7月26日(金)

上高地到着後の一コマ

 7時30分、定刻通り東本願寺前を出発。名神高速から東海北陸道・飛騨清見ICを降り飛騨高山を迂回して上高地に12:05に到着。高速での渋滞に巻き込まれる事なく予想を超えて早く上高地に着くことが出来た。上高地で身支度を整えて今日の宿泊地、横尾へ向かう。上高地に早く着いた事で時間に余裕が出来、道中・河童橋で記念写真などの時間を楽しむ。明神、徳澤とエアリアタイムで中継点を通過。横尾に15時30分到着。小屋組、テント組に分かれて手続きを済ましそれぞれ宿泊施設に移る。テント組は早々に夕餉の膳をこしらえ入山記念の乾杯に興じる。小屋組は汗を流すだけだがジックリ湯に浸かり今日一日の疲れを癒し夕餉を戴いて明日に備えて早々にふとんに包まる。

7月27日(土)

   二日目出発前
あと一歩で蝶ヶ岳稜線

 急な台風の出現で山間部の天気は目まぐるしく変化。朝の携帯予報から10時頃には蝶ヶ岳稜線は小雨の予報。外に出ると前穂稜線上は晴れて気持の良い朝。朝の集合で雨の予報を伝えるとテント組は足早に出発しテント場の確保に向かう、その後を受けて小屋組が出発。稜線までは登り一辺倒、30分~40分刻みでの休憩を取りながら「槍見台」で念願の槍を見上げて一同感激、記念のシャッターを押す。槍見台からも稜線までは長く辛い登り。変わらぬ景色を横目で見ながら深い森の中を進む。右京の参加メンバーに比べて受講生の皆さんは足取りが軽やかでどちらが経験の浅い受講生か不思議な時間を過ごした。登山教室実技で経験したような足の痙攣や登山靴の損傷などそんなことが本当にあったのが不思議なくらいスムーズに登り終えた。エアリアタイムを少しオーバーして11時前に稜線に到着。稜線上の分岐地点に着いた頃、小雨が降り出す。当初予定していた三角点・蝶槍への山行は受講生3名と右京3名、合計6名で向かう。残りのメンバーは村田SL先導の元、今日の宿泊施設・蝶ヶ岳ヒュッテに向かう。この雨は台風の影響があるので蝶ヶ岳をよく知っているメンバーは寄り道をせず蝶ヶ岳ヒュッテを選択したようだ。私と仲間5人は三角点、蝶槍をそれぞれ踏んで蝶ヶ岳ヒュッテへ皆の後を追う。途中、小雨があがり日が差し込んで穂高の峰々を覆っている雲が風に流されて切れるかのような姿を見せて一同「お~・・・」とうなり声とも、ため息ともとれぬ声を出して足を止めては穂高を眺めていた。台風は夜半に関東地方に抜けて熱帯低気圧に変わる。風も深夜をピークに収まってきた。ただ、テント組はこの風雨で大きなダメージを受けたようでした。

7月28日(日)

   三日目・蝶ヶ岳山頂

 ご来光はガスに隠れて見る影もなく残念な結果に終わる。まだ台風の影響で外は風が強くガスに覆われていた。朝食を済ませ小屋の外でテント組と合流して蝶ヶ岳山頂に向かう。山頂で記念写真を撮り振り返って穂高の山頂を拝むがまだガスに覆われていた。少し様子を見ようと山頂で待機するが時々晴れるような様子を見せるのだが最後の一線を越えることが出来ず頂を見ることが出来ないため止む無く下山にかかる。右京の仲間は今にもガスが散れそうな穂高の頂に目を向けているが取れそうで取れないガスに一喜一憂してなかなか下山しようとしない。大きな声で「降りるよ・・・」と声を掛けるとやっと下山に足を運ぶようになった。昨日と違って今日はただひたすら降りる、降りる・・・。

       三股下山路中間点・まめうち平

中間点のまめうち平には9時頃に着いた。蝶からの下山路で今回感じた事は短いが沢山の階段が新設されていた事が印象深かった。階段は有ったかも知れないがここまで沢山階段を歩いた記憶がないので少し驚いた。まめうち平まで降りて頂上を降りかえると山頂近くだけがガスに覆われていた。台風明けのせいか私たちと入れ替わるように何組もの人が登ってきた。まめうち平を過ぎて足早に下ると登山口手前の力水でのどを潤す。1人1人手にすくい中にはペットボトルに取り込んで冷たい湧水にのどを潤していた。登山口に降りて今回の山行に参加していただいた仲間とハイタッチ。無事下山出来た事に感謝です。

   ゴジラの木の前で休憩

三股まで来ていただいた山下号に乗り込んでビレッジ安曇野で入浴と昼食を取って帰路に着いた。帰路は長野道・安曇野ICから中央道・名神と乗り継ぎ19時前に京都に着くことが出来ました。今回の登山教室に参加していただいた受講生の皆さんに心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

湖南アルプス 堂山 日帰り登山

『山行日』 2019年7月21日              

『コースタイム』

8:25石山駅バス停~8:50アルプス登山口~10:00鎧ダム~11:00堂山山頂11:30~14:10新免バス停

急に発生した台風の影響が心配されましたが、大きな影響もなく適度な曇り空で快適に歩けました。

稜線からの眺め 

比良山から三上山方面
三上山から金勝アルプス方面
少しハードなコ-スでしたが変化に富んで楽しめるコースだったのではないでしょうか。