〈個人山行報告〉 北海道・旭岳    記 M・S

山行日:8月3日(水)~9日(火)

参加者:女性4名

コースタイム

8/3 四条大宮19:00=車=鶴賀フェリー23:30

8/4  苫小牧フェリー20:30  ビジネスホテル

8/5  苫小牧=車=夕張=旭岳温泉

8/6  ロープウェイ姿見駅6:45~旭岳9:50~北海岳13:10~白雲岳避難所15:10

8/7  白雲岳避難所6:00~小泉岳7:00~赤岳7:30~赤岳登山口11:05バス=層雲峡

8/8  層雲峡=バス=旭川=タクシー=旭岳温泉=車=苫小牧フェリー 23:30乗船

8/9  敦賀フェリー21:00着―車=京都

【山行報告】

8/6 ロープウェイ姿見駅から登ります。ガラガラの火山の山です。ひたすら登って火口の見える所に、火口からは幾筋もの噴煙が見えます。遠くに金庫岩も見えますがまだまだ遠いです。山頂には大勢の人が展望を楽しんでいました。私たちもゆっくりと30分以上も展望を楽しみました。旭岳の下りは大変でした。急斜面で「ふみあと」ぐらいの石が積み重なっているのですが安定せず、足を乗せると崩れてしまいます。広い斜面なので尻もちをついても危なくないのですが苦労しました。それからは快適です。いたる所がお花畑です。とても色鮮やかで本州の花よりも大ぶりな感じがします。景色も雄大、縦走の醍醐味を味わいます。白雲岳避難小屋は見えてからが長かった。小屋の周辺に熊がうろついていてキャンプ場は閉鎖です。キャンプの人も小屋に入ったので小屋は満杯になりました。コロナ対策で一人ずつパ―テンションで区切られているので落ち着きます。外に出ると小屋下の雪渓に熊がうろついていました。

8/7 朝、こらから行こうとする道の近くの雪渓に熊が出たり入ったりしています。遠回りですが昨日の道を登り返します。今日は時間がたっぷりあるので白雲岳、往復2時間かけて登る予定でしたが疲れているので中止。銀泉台に向かいます。エアリアで見ると第4雪渓まであり第一、第二花苑と有りましたが、登山道には雪は無し、念のために持っていたアイゼンは用なしでした。花苑の花は終わりかけていました。銀泉台から層雲峡に向かうバスは朝の8時台と15時台だけです。時間の有るときにがぎって順調に進み、11時には着いてしまいました。4時間以上の待ち時間です。山の中なので他に手段は有りませんでした。頑張って白雲岳を登った方がよかったかな~。層雲峡のホテルから花火を見ました。直ぐ近くの河原で打ち上げていました。3年ぶりの花火でした。よかった。

8/8 今日は層雲峡から黒岳を登り、旭岳温泉に下る、9時間以上歩く予定でしたが、天気予報が悪く中止しました。旭川までバスに乗りタクシーで旭岳温泉に置いてある車を取って、苫小牧のフェリー港まで行き明日の晩、京都に帰ります。

北海道・旭岳感想       記 M・J

〈6日〉大雪山旭岳ロープウェイで姿見駅へ。いよいよ登山開始です。良い天気でさわやかです。これから行く北海道最高峰の旭岳はすっきり見えています。土曜日ということで旭岳山頂は登山者でにぎわっています。そこから東へ新井岳、松田岳、北海岳と御鉢平を周り白雲岳避難小屋へ進みます。遠くにトムラウシが見えました。どこまでも続くお花畑に癒されました。北海岳から白雲岳分岐までに雪渓があり、チングルマ、エゾコザクラ、ツガザクラなどの大お花畑が広がっていました。白雲岳避難小屋はヒ熊が出るということでテントは禁止。避難小屋は満杯でしたが、衝立で一人ずつ仕切られていて快適でした。

7日〉朝眼下の雪渓でヒ熊がうろうろしてるのが見えました。遭遇したら恐ろしいことです。白雲岳分岐まで登り返し、小泉岳、赤岳。東平、奥の平、駒草平を通って銀泉台まで下山しました。大草原を歩いていく感じで西側には北海沢を挟んで雄大な黒岳、凌雲岳などが見えていました。コマクサ、オトギリソウ、ウサギギクなどお花畑は圧巻でした。11:05に銀泉台バス停に着いて1日1本の15:30のバスを待ち、層雲峡温泉に泊まりました。夜に打ち上げ花火があり、まさかこんな所できれいな花火が見られるなんてラッキーでした。

8日〉層雲峡から路線バスで旭川駅へ。そこからタクシーで旭岳ロープウェイ乗り場へ。ここから車で苫小牧フェリー乗り場へ。途中昼食に旭川ラーメン、夕食にお寿司を食べました。23:30苫小牧出発。

9日〉20:30敦賀着。11:00京都着。北海道の山を登るのは初めてでした。とにかくでっかく広いです。標高は2000メートル台ですが、雪渓やお花の量の多さに感激しました。天気に恵まれて最高の山行でした。また行きたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です