個人山行報告   愛宕山100回超の予定       記:K・A

愛宕山登頂記念碑

(4月15回 5月21回 6月18回 7月24回 8月24回) 

コロナウイルス感染拡大のおかげで予定していた100名山登山も海外旅行も国内旅行も全部なくなってしまった、本当に残念で仕方がない、しかしそんな愚痴ばかり言っていても何も始まらないので、トレーニングとして愛宕を登ることにした。4月から天気と体力と相談しながらできる限り毎日登れるように調整した、人の少ない早朝に限定して最大限のコロナ対策を施して登山する事にした。3時起床→3時45分自宅を自転車で出発し→登山口4時30分登山開始→愛宕神社5時45分~55分→登山口6時35分→自宅到着7時15分。土日祝には登山中に2~3組と出会う事はありますが、平日は誰とも出会わない日がほとんどです。最初のころはとにかく速く登って、速く下りるに集中しておりましたが、こうすると非常に体力を使い2日登ったら1日休まないととても体がもたないそんな状況でした。スピードをあまり考えずに適当な時間で登って下りる事にしたら、5日程度は連続で登っても大丈夫だと気が付き、その方が健康にも体にもいいのではないかと考えるようになり上記のような時間配分となった。最近気が付いたことだが、愛宕神社の一番上の社のすぐ下のところに3000回とか5000回登った人の記念碑がある、計算してみると大変な記録だと気が付く。毎日毎日連続で登っても3000回は8年では登れない、台風の日も、大雪の日もあるだろう、体調の悪い日もあるだろう、何年で達成するかは人それぞれだが、本当に凄い数字だと思う。記念碑を建てるにはどうしたら良いか神社に電話をして聞いてみた?社務所の方に相談してもらえれば―具体的には相応の寄付と共に申告頂ければ証明とかも必要ないです、それだけ登っていれば神社の人間も顔を覚えますから。俺は6時前にお詣りするのでこの時間には神社の人に会う事はないけどなー、この時間帯に登っている人は知る限り10人くらいいる。まあ達成したかどうかは自分が一番よく知っている事だからいいか、私もとりあえずは1000回を目指してみようと思った。

≪山行報告≫ 比良山系 釈迦岳 日帰り登山

『山行日』 2020年7月19日    記・S/A

『コースタイム』    8:40イン谷口~12:00釈迦岳~13:40北比良峠~15:45イン谷口

かつてのリフト乗り場
早朝の駐車場、けっこういますね・・・
かつてのリフト乗り場からロープウェイ乗り換え口
ようやく釈迦岳到着。みんな暑くてバテバテ
北平峠到着
かなり荒れてますね・・・
北平峠でまったり
大山川の渡渉、かなり増水すてます
4時のバス、結構いました。

【山行報告】 しらびそ小屋・天狗岳山行報告                               記:Y/T

山行日:3月20日(祝・金)~22日(日)

天 候:20日・晴れ(強風)、21日・晴れ(強風)、22日・曇り

参加者:、女性6名、男性2名、合計8名

コースタイム

20日(祝・金)京都・東本願寺前7:30‐しらびそ小屋登山口13:00‐14:30こまどり沢- 15:10しらびそ小屋(泊)

21日(土)しらびそ小屋7:00‐9:10中山峠9:20‐10:50しらびそ小屋12:00‐12:15こまどり沢-13:00しらびそ小屋登山口‐13:30稲子温泉旅館(泊)

22日(日)8:30稲子湯温泉‐15:00京都着

しらびそ小屋前にて

20日(祝・金)晴れ

  昨年、出発前日に降った大雪で中山峠までのトレースが消えて登頂を断念しそう になったころ、東京からのパーティーのご厚意によりトレースを借りて中山峠まで上がることが出来たが宿泊施設を替えていたことから時間切れとなり登頂を断念した。今年はそのリベンジ山行として再度企画した。 山行出発以前に天狗岳山頂付近の予報を見ていると強風が吹か入れる予想が出ていて山行が危ぶまれていたがその是の強さがどれ位のものか感じることも必要と思い強風があることを念頭に京都を出る。コロナの影響か、高速も渋滞することもなく京都から名神・中央道長坂ICまで予想以上に流れがよかった。諏訪を過ぎて長坂IC手前では彼方に雪を被った富士山が現れて車の中で写真タイムとなる。長坂ICを降りれ一般道を走る車はわずかでしえらびそ小屋登山口には予想以上の早い時間に到着できた。 身支度を整えてツボ足のままで小屋を目指す。途中すれ違う人はほとんど見当たらず小屋に到着したころ小屋付近で休憩を取っていた二組ほどのパーティーに出会っただけでした。参考までに天狗岳付近の天気について聞いてみると「中山峠を越えた稜線では強風が吹いていたので登頂を諦めて降りた来ました」と。予想通りの情報で気分が滅入りました。

今日も出会ったリス

21日(土)晴れ。 同宿のツアーに合わせて5時30分に朝食をいただき、ツアーが出かけるのを待って7時に小屋を出る。小屋周辺の風は凪いでいて昨日と違って今日は絶好調と気分を新たにして出発。積雪は十分で早朝でもありトレースもしっかりしまってアイゼンを履いていても足取りは軽かった。本澤温泉分岐を足早に過ぎて峠への登りにかかる。昨年と違ってトレースはすっかり踏み込まれて歩きやすい。核心の中山峠にかかるころ先に出発したツアーが立ち往生して渋滞に巻き込まれ時間をロス。後から聞くとツアーの中には軽アイゼンでの参加、雪道は初めての参加者など極めて安易な雪山参加者が多くみられ傾斜のついた処で立ち往生したようです。しばらく待って何とか中山峠を乗り越えてみるといきなり強風に見舞われ足がすくむ。立ち止まっていては体が冷えるので稜線まで上がってみると強風にあおられて足が止まる。空は晴れ渡り東天狗岳が凛々しく聳えているが苦渋の決断で登頂を断念した。記念撮影だけでもと携帯を構えるが体が風にあおられて携帯がブレる。何とか東天狗岳を携帯に収めて泣く泣く引き返すことにした。毎年のことだが中山峠直下の短い急登では今年は全員がバックステップを使って短い距離だが降りた。急坂から樹林に入るまでのわずかな距離も角度のある斜面なので慎重にステップを踏んで降りた。中山峠から麓を見下ろすと砂塵が舞っていて砂漠の砂嵐を見ているような光景に一瞬、我を忘れた。樹林に入りそのまましらびそ小屋へ着くとお昼前で時間もタップリあるのでコーヒー、紅茶などをいただきながら行動食を頬張る。昨年続き今年もリタイヤ。春の天狗岳は私たちをなかなか受け入れてくれません。後ろ髪を引かれる思いでしらび小屋を引か上げ麓の稲子湯温泉に向けて下山した。途中の林道では雪が消えて一日で様変わりをしていました。

しらびそ小屋ご自慢のティー(またはコーヒー)セット

22日(日) 情緒ある稲子湯温泉で一日過ごして一路京都にむって足早に温泉宿を出ました。早く出たことで道中コーヒータイムでも取ろうと端降りながら小奇麗なカフェなどを探しましたが9時すぎでは空いている店もなくアッと言うまに高速に入り、その後は渋滞もなくスムーズに流れる車の流れに乗って京都に着いた。2年連続でのリタイア。来年、またリベンジ山行を考えなければと一人思案にふけりました。

右京・川辺さんより「最悪の日にアタックしたんですね。天気図から30mの風が吹いていたかもしれませんよ・・」とコメントをいただきました。正に最悪な一日でした。

例会報告            「 権現谷~ナガサコ~今畑 」

山行日:3月20日(金)

天 候:曇り後晴・強風

参加者:女性4名、男性2名、合計6名

( コースタイム )安原 権現谷8:45→9:17左へ橋を渡る→10:30八重谷分岐左へ→10:55行者谷から林道へ上がる→p598ランチ11:30~12:00 →13:05 p712→笹峠手前 珈琲タイム13:10~13:30→13:50今畑登山口~14:20安原

参加した仲間

ミスミソウ
ネコノメソウ
ヤマルリソウ
霊仙山

安原に到着すると既に数台の車が駐車していたが堀池車の場所は確保できた。権現谷は如何にも岩盤をくり抜いて通したという林道で、大きな岩の下に山からの水が流れている。房桜が咲きかけている。林道を離れて山道に入る辺りにミスミソウが咲いていた。八重谷分岐までは狭い峡谷の岩を乗り越えていく。ロープがあるものの3ヶ所が手ごわい岩だ。分岐に着くと期待の福寿草が待っていてくれた。去年は満開だった斜面の花は終わっていたのでまだ咲いているか不安だったが。谷分岐を左方向に20分進んで谷から離れて左へ上がる。今は使用されていない林道に出る。今しがた岩を乗り越えてきた谷が左眼下に見えている。水平道を左側によらないように注意する。林道斜面にも福寿草がきれいに咲いている。P598ナガサコは強風でランチもそこそこにしてp712へ。この辺りが最もルートが分かりにくい。GPSを確認すると北によりすぎている。軌道修正してp712に向かう尾根芯にのれた。ここからは尾根を外さなければよいだけだ。右にどっしりした霊仙山山容が美しい。この尾根は5月中旬に咲く花も見ごたえある。P712地点から北東に行くと草原になり霊仙山が眼前に迫る。風のないところでコーヒータイムとする。すっきり晴れて陽光が背中に心地よい。暫しくつろいでから一般道を今畑登山口まで下山する。やはり一般道はしっかりした安全道だ。今畑から30分歩いて権現谷に戻った。

出会ったキツネ

追記:キツネかタヌキかいずれかと出会うことはあるが、今回その2匹ともに出会えた。

例会報告 平日山行 右大文字(465m) 記:K/S

【山行日】 2020年3月12日(木)

天候】  晴れ 

【参加者】 女性7名。男性6名、合計13名

【コースタイム】

蹴上9:00~銀閣寺右大文字登り口10:10~中尾城址10:40~中尾の滝10;55~幻の滝11:20~右大文字三角点11:50(昼休憩)12:25出発~山科後山階陵13:45~山科駅14:15(解散)

大文字山山頂

【山行報告】

平日山行3月企画は幻の滝から右大文字三角点へ。下山は山科へのBルートです。出発は足慣らしも含めて蹴上からで哲学の道歩きのおまけつき。参加者13名となりこの間の平日山行例会としては最高人数となった。

9時に地下鉄蹴上駅前を出発し、南禅寺の中を通り哲学の道に入る。時間もあるので今年の干支(えと)のねずみの狛犬ならぬ狛ねずみがいる大豊神社に立ち寄る。Sさん曰く、子年ということでお正月は大変な人出だったらしい。それにしてもねずみが2匹、愛らしく鎮座していて思わず微笑んでしまう。静かな境内で、拝殿で無事の山行をお願いする。健脚さんばかりで一時間ほどで銀閣寺橋に到着。いつもなら観光客が大勢いるのにコロナウイスルの影響でまばら。閑散とした表参道を行く。ザック姿でも迷惑もかけないので表道を堂々と歩く。土産物店はどこも閑古鳥が鳴いている。これからどこも経営が厳しくなるだろう。

銀閣寺の山門前を左に曲がり、朝鮮学校横からの表道から離れて山道に入る。この辺りは倒木がすごい。処理はされているが北山同様酷く痛々しい。登り口に入り山行開始。いきなりの急坂が待っていて、慎重に登る。汗が出てくる。一つ目のピークで衣服調整をし、北山のような雰囲気の尾根道を進むと時々木々の間から比叡山が見える。何度かのアップダウンを繰り返し中尾城址に40分ほどで到着。最近は有名になったのでいくつも表示板が掛けてある。倒れた木も多いが山城跡の雰囲気が残っている。そのあとも尾根筋にそった歩きやすい道を進み、いったん下ると中尾の滝前に着く。

沢に沿った道は花崗岩が多く、沢筋からはきれいな水が流れ出ている。秋の読図例会で歩いたのと逆のコースなので沢筋を上っていく道歩きだ。中尾の滝から沢に沿った道沿いに、石をバランスよく重ねた「石重ねアート」がたくさんあって目を楽しませてくれる。何度か小さな渡渉を繰り返し、足元が悪い登り返しを経て「幻の滝」に30分ほどで到着。水の流れていない幻の滝だ。「表示があるから分かるけど水がホンマに流れていたのかどうかな」等など突っ込みフリートーク。お昼時間に近づいているのですぐに出発。出会い坂など急坂を通り11時50分右大文字三角点に到着、お昼休憩にする。

三角点では絶好の天気で展望もよく、あべのハルカスや大阪のビル群が遠くにしっかり見えて気持ちの良い昼食タイムになった。30分ほどの昼食休憩後、平日と思えないぐらい大勢の登山者がいる中、集合写真を撮ってもらい三角点を後にした。下山は、山科Bコース。トレイルコース表示74-2の分岐をそのまま進み、その後はAコースと別れて地図にはないピーク400への整備された左の道に入る。いくつかアップダウンはあるが倒木はすっかり除いてあって気持ちよく歩ける道が長く続く。P400から250mあたりに下りてくると急坂が続きペースは落ちるが、鉄塔下に下りてくると木々もなくなり、山科の街並みや正面には音羽山などが見えて気持ちがよい。