「例会報告」新春初登りハイク 「愛宕山」記M・J

【山行日】 2024年1月8日(祝・月)

【天 候】 曇り

【参加者】 女性4名、男性3名、計7名

【コースタイム】 表参道登山口8:40~三合目9:35~五合目9:55~水尾別れ10:40      ~石段下広場11:20~12:20~月輪寺13:10~丸太広場13:20~林道14:05(解散)

【山行報告】 右京労山今年初めての例会です。暖冬傾向の天気でしたが、前日の夜半に雪が降り、新春初登りは雪山のスタートとなりました。寒い日でしたがきれいな雪景色で冬山気分になります。

乗り出した頃

スタートから三合目まで、つらい急登が続きます。いつものことなので、ゆっくりと歩を進めて行きます。徐々に登山道は雪道になりましたが、凍っていないので雪を踏みしめて登って行きました。水尾別れ以降身体も温まり、あとひとがんばりです。予定どおり登りきって、トイレ前の小屋でおぜんざいを作り、熱々をいただきました。その後愛宕神社へお参りし、石段にて集合写真を撮りました。

黒門に到着

下山は月輪寺経由で下りるので、安全のためアイゼンを装着しました。狭くて急な登山道ですがアイゼンのおかげで滑らないので、安心して下っていけました。月輪寺手前でアイゼンを外し、つづら折りの月輪寺参道を無事に下りました。そこからバス停までそろって歩いて、2時50分発のバスに乗って帰りました。

石段下で集合

終い山行で雪がなく残念な思いをしました。愛宕山も前日まで雪はなかったとのことです。ちょうど雪が降り積もって最高の日になったと喜んでいました。今年初のリーダーで雪の愛宕山を無事に終えることができました。今年も一年元気で、いろいろな山へ行けることを願っています。

「例会報告」終い山行・地蔵山(947m)&愛宕山(890m)    記Y・A

【山行日】 2023年12月17日(日)  【天 候】 晴れ

【参加者】 女性12名、男性7名、一般3名、計22名

【コースタイム】 JR京都駅(7:34発)~JR八木駅(8:13着)=八木駅京阪バス(8:27発)=越畑(9:00着)~鉄フェンス前(9:13~9:18)~芦見峠(10:00~10:05)~地蔵山・昼食(11:05~11:45)~愛宕山神社下(12:55~13:25)~表参道三合目(14:40~14:50)~清滝(15:35・バス発15:50)

【山行報告】

地蔵山頂上での集合写真

17日の終い山行の2~3日前までは気温が高く、冬とはいえ暖かい日が続いていました。しかし、終い山行の日は急に冷え込んで寒い日になり、八木や越畑の地は雪が降っているかもしれないと思ったものです。ところが、電車が亀岡に入っても霧がまったくなくて青空が広がっています。八木駅からバスで越畑に着くと、うっすらと民家の屋根に雪が見られますが、道路には雪がありません。

すっかり落葉した地蔵位山

いつもの鉄のフェンス前の広場に集合してメンバーの確認や紹介をしました。今日は、女性委員会受講生の3人が参加してくださり、総勢22人の終い山行になりました。ゆるやかな登山道を寒さを感じながら歩き始めました。芦見峠辺りはすっかり広葉の樹木の葉が落ちて枯れ木になっていました。昨年はこの辺りから雪道になりましたが、今年はほんの少し雪が見られるだけです。気温が低いせいか、所々霜柱ができていてきれいです。先頭の若手の人達が気配りしながらゆっくり歩いてくれたので、後方の年配組も順調に歩くことができました。私も西向地蔵様にゆっくりお参りして地蔵山の山頂を目指しました。

地蔵山には予定より(?)やや早く着いたようで、早速お楽しみのお善哉を3つの鍋で作りました。お餅がやわらかくなったので皆さんに配っていきました。小林さんがいつものようにパイナップルをたくさん持って来てくださったので、それも美味しくいただきました。有難うございます。集合写真を撮ってから再び愛宕山に向かって登山開始です。地蔵山の気温は、マイナス1℃ぐらいだったということです。でも雪はありませんでした。

地蔵山には少し雪がある

地蔵山からの歩きは、先行組と後方組とに分かれました。愛宕神社下で再び一緒になることにしました。この辺りにはアセビの樹木が多くて、葉も青々しています。でも他の樹木は落葉しているので遠方の景色がよく見えます。蓬莱山や北山にはまだ雪は見られませんでした。

西向地蔵様

先行組は、愛宕山の三角点まで行き、余裕で戻ってきました。愛宕神社にお参りに行きお札を購入した方もおられました。トイレ前の小屋に全員そろったのが13時25分頃でした。ここで皆さんと相談し、一旦解散することにしました。清滝のバスの時刻は、14時50分、15時50分・・・です。健脚の人達は早めのバスに乗れます。ゆっくり組は、次のバスに余裕で乗れます。リーダーの悩みどころですが、皆さん良く知った登山道なので、皆さんにお任せしました。一部の方は、JRが便利だということでツツジ尾根に下りられました。(ある山の会では、愛宕山で自己のタイムアップのトレーニングをされていますから、これもありですね。)

愛宕参道から東の山々がよく見えます

女性委員会の受講生の皆さんは、途中地図を見て読図もされていました。私達も初心を忘れずにまた頑張って山行き続けたいですね。

 

「例会報告」愛宕山駅舎跡散策~水尾のゆず風呂と鶏鍋 記T・A 

【山行日】 2023年12月10日(日)

【天 候】 晴れ

【参加者】男性:6名、女性9名 計15名

【コースタイム】8時35分保津峡駅出発~8時50分休憩~9時20分休憩~10時休憩~10時35分休憩~11時05分休憩~11時30分駅舎跡~12時水尾分かれから下山開始~12時30分休憩~12時50分水尾の宿に到着(ゆず風呂と鶏鍋)15時40分~16時保津峡駅・解散

【山行報告】 お天気は快晴、寒くもなく絶好の登山日和となりました。京都駅を出発した電車の窓から晴れた空を見上げていましたが、保津峡駅に着くと霧で白いです。やっぱり亀岡方面は霧が多いんだなぁ、と改めて思いました。 出発前に本日の行程の説明を行い、いざスタート!下山後のお楽しみを思い浮かべてか皆さんの顔が何だかニヤニヤしているように感じます。でも、つつじ尾根の登りは登り甲斐がありますね。小まめに休憩を取りながらゆっくりと登って行きます。霧が凄かったので、振り返ると下が真っ白、雲海のような景色に出会いました。

ツツジ尾根北側谷筋の雲海

足がつったメンバーもおられましたが、無事に駅舎跡に到着。初めての方は興味津々に駅舎を散策。何度目かの方は柿の木に夢中。それぞれに楽しみ全員の集合写真をパチリ。ついでにホテル跡と遊園地跡をぐるっと回る廃墟ツアーをして、水尾別れから下山開始です。この道は割と急で、特に景色が見えることのない道が延々と続くので、お楽しみがないとあまり通りたいとは思いませんね。

駅舎跡前での集合写真
実った柿を取り合う後ろ姿
駅舎跡から「ひょっこり」

 何だかんだ言いながら、水尾に到着。ゆずの木を見ながら本日お世話になる「直八」さんに着きました。ゆず風呂は4~5人が入れる広さなので順番に入り、もう少しゆずの香りが欲しかったですが、汗を流せてサッパリとしてから、食事できるのが良いですね。後は、たくさん食べて飲んで!?楽しい会となりました。16時に保津峡駅に着くように直八さんの車で送って頂きました。

ゆず風呂
鍋を囲んで舌鼓1
鍋を囲んで舌鼓2
ゆずの里「直八」さんの前でパチリ

本当に楽しかったですね。参加の皆様、ありがとうございました。また来年?私は自称右京のグルメ山行担当ということでこれからも「山もグルメ」も楽しめる山行を計画したいです。(笑)

「例会報告」 白坂・アイゼントレ 記Y・T

【山行日】12月3日(日)

【天 候】曇一時小雨

【参加者】女性3名、男性4名、計7名

【コースタイム】730京都―8:30JR高島駅前駐車場~9:00大炊神社~9:50白坂ゲレンデ12:30~13:10大炊神社~13:40JR高島駅駐車場~15:30

【山行報告】

アイゼントレ参加者の勇士

2023年度、恒例の「白坂・アイゼントレ」にやって着ました。今年は「乙訓山の会」の皆さん二組だけのトレーニングになりました。曇りがちの空で時々小雨が降る不安定な天気でした。ゲレンデは乙訓の皆さんと二組だけに尾根斜面を自由に使うことが出来、右京は7人でのトレーニングですので色んな取り組みが素早く出来ました。

トラバースの練習
バックステップに挑戦
ザックを背負っての北斜面登攀

冬山到来の「アイゼントレ」は用具の確認、手袋やスパッ等用具の点検、アイゼン装着の確認、斜面での足の運びなど一年ぶりに色んな事を思い出しながら、また一つ一つ確認しながら尾根を登り尾根を下り、斜面を上り下りしました。昼食をとっていた頃小雨が降り出したので昼食後、ザックを担いで斜面での負荷を確認しながら早々に下山しました。

アイゼントレで最初に話す言葉は「登るときは踵に、下るときは親指母指球」に体重を乗せる感覚が大事と。かくも名言は府北部のKさんが連盟機関誌投稿された言葉を引用いさせていただいています。

「例会報告」西山連峰トレッキング④ 記K・S

【山行日】2023年11月30日(木)

【天候】 晴れ

【参加者】男性2名、女性1名、計3名

【コースタイム】善峯寺バス停9:15出発~白糸の滝9:50~京青の森10:15~柳谷観音11:35(昼食)~小倉山13:00~サントリー山13:15~天王山13:35~酒解神社13:55~宝積寺14:30~大山崎駅14:40(解散)

【山行報告】暖かい日が続いていたので紅葉はどうかな、と思いながらの西山連峰トレッキング④最終回です。ピークは過ぎましたが善峯寺の紅葉を味わい前半は西山古道を歩きます。しばらくは勾配がきついところもあり斜面が崩れて道幅が狭く足元の不安定な個所もあるので気を付けて歩きます。30分ほどで白糸の滝に到着。表示が無ければ分からないくらいの水量でしたが岩の上から流れ落ちていれば結構な滝なのかな思います。北面の薄暗い古道から南面の日が差し始めたとき、突然リスが前方を横切ってびっくり、あっという間に逃げていきましたが嬉しい出会いで嬉しくなります。

時間ほどで京青の森に到着、春にクリンソウが一面咲く広場です。保護のための丸太の囲いやベンチがつくられ、立派な解説看板などもあってボランティアの皆さんの意気込みに圧倒されます。そこから柳谷観音への道が古道に並行して整備用なのか新しくいくつも出来ていて歩きやすいハイキング道にはなっていますが、古道の雰囲気がなくなっていくようで残念です。私たちは足取りも軽く?急斜面のほうを下りゴルフ場横に出ます。

色づいた林の間の長い下り坂を経て、こもれびの広場を抜け登り返しをすると、森から急に開けて柳谷観音の駐車場横に出ます。山門前に到着です。散り始めていますが紅葉は綺麗で観光客もそれなりにおられました。色づく紅葉を見ながら少し長めの昼食休憩、とっても気持ちよかったです。

柳谷観音前の紅葉

昼食後は西山古道から離れて西山トレッキングコース歩きとなり、しばらく舗装道歩きで、竹藪やモミジや木々が色づく林の中を抜け、天王山ハイキングコース登り口から再び山道に入ります。勾配のきつい登山道をしばらく登り尾根に出ると平坦な登山道になります。小倉神社からの合流地点のベンチで一息つき、時間もあったので往復10っ分ほどの小倉山山頂に立ち寄り、再び尾根道に    戻って15分程でサントリー山に到着です。

貸し切りの天王山に到着

サントリー山からは色づく十方山や周りの山々を見ながら20分ほど歩いて最後の急坂を登り天王山山頂に到着しました。頂上は貸し切り状態で展望の良いベンチに座り、綺麗に見える大阪のビル街を見ながら「万博は税金使い過ぎや、いらんな」など盛り上がっていました。ちょうど同年配位の地元?の男性が登って来られて少し意気投合、記念写真を撮ってもらいました。

余裕で到着の天王山山頂

天王山から下りてきて宝積寺に着くと観光客も多く別世界の様です。まだまだ見頃のもみじが鮮やかに染まっていました。三重塔の塔まで下りて来るとイチョウの黄色とモミジの紅葉が青空をバックに映え、しばらく見とれてしまいました。

宝積寺のもみじ

今回最後の西山連峰トレキング④、欠席の連絡が増えちょっと寂しい例会になりましたが、和気あいあい楽しくトレッキングが出来ました。綺麗な紅葉景色を見納めにして、4回目の西山トレキングを終えました。

宝積寺境内の「一夜作りの塔」  

写真は秀吉が山頂の合戦で亡くなった人を弔うために一夜で建立したという逸話が残っている「一夜作りの塔」です。

西山連峰トレッキング4回シリーズ 嵐山からスタートして延べ34.8㎞、参加人数は24名でした。毎回先頭を順番にお願いしていましたが、いつも快く引き受けて頂きました。ありがとうございました。