「例会報告」西山連峰トレッキング④ 記K・S

【山行日】2023年11月30日(木)

【天候】 晴れ

【参加者】男性2名、女性1名、計3名

【コースタイム】善峯寺バス停9:15出発~白糸の滝9:50~京青の森10:15~柳谷観音11:35(昼食)~小倉山13:00~サントリー山13:15~天王山13:35~酒解神社13:55~宝積寺14:30~大山崎駅14:40(解散)

【山行報告】暖かい日が続いていたので紅葉はどうかな、と思いながらの西山連峰トレッキング④最終回です。ピークは過ぎましたが善峯寺の紅葉を味わい前半は西山古道を歩きます。しばらくは勾配がきついところもあり斜面が崩れて道幅が狭く足元の不安定な個所もあるので気を付けて歩きます。30分ほどで白糸の滝に到着。表示が無ければ分からないくらいの水量でしたが岩の上から流れ落ちていれば結構な滝なのかな思います。北面の薄暗い古道から南面の日が差し始めたとき、突然リスが前方を横切ってびっくり、あっという間に逃げていきましたが嬉しい出会いで嬉しくなります。

時間ほどで京青の森に到着、春にクリンソウが一面咲く広場です。保護のための丸太の囲いやベンチがつくられ、立派な解説看板などもあってボランティアの皆さんの意気込みに圧倒されます。そこから柳谷観音への道が古道に並行して整備用なのか新しくいくつも出来ていて歩きやすいハイキング道にはなっていますが、古道の雰囲気がなくなっていくようで残念です。私たちは足取りも軽く?急斜面のほうを下りゴルフ場横に出ます。

色づいた林の間の長い下り坂を経て、こもれびの広場を抜け登り返しをすると、森から急に開けて柳谷観音の駐車場横に出ます。山門前に到着です。散り始めていますが紅葉は綺麗で観光客もそれなりにおられました。色づく紅葉を見ながら少し長めの昼食休憩、とっても気持ちよかったです。

柳谷観音前の紅葉

昼食後は西山古道から離れて西山トレッキングコース歩きとなり、しばらく舗装道歩きで、竹藪やモミジや木々が色づく林の中を抜け、天王山ハイキングコース登り口から再び山道に入ります。勾配のきつい登山道をしばらく登り尾根に出ると平坦な登山道になります。小倉神社からの合流地点のベンチで一息つき、時間もあったので往復10っ分ほどの小倉山山頂に立ち寄り、再び尾根道に    戻って15分程でサントリー山に到着です。

貸し切りの天王山に到着

サントリー山からは色づく十方山や周りの山々を見ながら20分ほど歩いて最後の急坂を登り天王山山頂に到着しました。頂上は貸し切り状態で展望の良いベンチに座り、綺麗に見える大阪のビル街を見ながら「万博は税金使い過ぎや、いらんな」など盛り上がっていました。ちょうど同年配位の地元?の男性が登って来られて少し意気投合、記念写真を撮ってもらいました。

余裕で到着の天王山山頂

天王山から下りてきて宝積寺に着くと観光客も多く別世界の様です。まだまだ見頃のもみじが鮮やかに染まっていました。三重塔の塔まで下りて来るとイチョウの黄色とモミジの紅葉が青空をバックに映え、しばらく見とれてしまいました。

宝積寺のもみじ

今回最後の西山連峰トレキング④、欠席の連絡が増えちょっと寂しい例会になりましたが、和気あいあい楽しくトレッキングが出来ました。綺麗な紅葉景色を見納めにして、4回目の西山トレキングを終えました。

宝積寺境内の「一夜作りの塔」  

写真は秀吉が山頂の合戦で亡くなった人を弔うために一夜で建立したという逸話が残っている「一夜作りの塔」です。

西山連峰トレッキング4回シリーズ 嵐山からスタートして延べ34.8㎞、参加人数は24名でした。毎回先頭を順番にお願いしていましたが、いつも快く引き受けて頂きました。ありがとうございました。

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